先日、高校の頃からお世話になりっぱなしの先輩の所へ、久しぶりに行く用事があって、忘れかけていたものを、再び思い出させて頂きました。
その当時、何もかもが新鮮で、音楽、バイク、車などに、興味を持つきっかけになった、大きな影響を与えて頂いた人の一人です。
ストレイキャッツなんかを聞いた私に、ジーン.ヴィンセントやバディー.ホリー、ビル.ヘイリーやボーディドリー、ロイ.ブラウンやルイ.ジョーダンなんかを教えてくれて、ビートルのオーバルに乗せてくれて、オールナイトの50'sパーティーなんかに連れて行ってくれました。
今でも、そのうち乗るという事で、こんな熱いものを持たれています。
ほかにも、かなり、やりこんだショベルを持たれています。
少し、心が揺らいでいた私に、ちょうど良いタイミングで刺激を頂きました。
だんぜん、やる気の出た私は、ここぞとばかりに、先日、サニトラを一台引き渡しましたので、そのスペースに、そのうち起こすつもりの、620を押したり引いたり、またもや、へとへとになりながら移動させて、今後のレストアの構想を練っていると...。
「こらぁ〜!なんばしょっとかぁ〜!」
「こっちに来んか!」
「んぁぁ〜にゃ〜きしゃん!聞ぃと〜とかぁコラァ〜!」と怒鳴り声が響いてきました。
へぇ〜、このご時世、まだ見知らぬ人を怒る勇気のある大人がいるんだなぁ〜と、他人事のように聞き耳を立てながら、作業を続けていると、様子がどうもおかしいのです。
なんか、ざわざわしだして、塀越しに覗いて見ると、警察来てます。
このあと、さらにミニパトが2台来て、この平和な村が騒然となりました。
うしろめたい事はなにもないのですが、間近で写真を撮る勇気がなかったので、撮影自粛しました。
缶コーヒー買いに行って、戻ってくると、どうやら現場検証的なことが始まり、塀越しにコーヒー飲みながら、ことのしだいを見守っていると、中、高生ぐらいの、お兄ちゃんが、裏の神社で、お賽銭泥棒をしたようです。
たぶん未遂に終わっています。
せちがない世の中ですね。
私だったら、ひょっとしたら見てみぬふりをしたかも知れません。
もしくは、「そんな事せずに、アルバイトしたらぁ〜」と、やさしく、さとしたかもしれません。
私が、小さい頃、よく怒られた、近所のおじさんが、今でも現役で怒り続けているのです。
その辺りも、時代が変わった今でも見習うべきなのでしょうか?
後輩たちが、音楽、バイク、車なんかに、わくわくして興味を持つように、私が先輩から教えて頂いた、熱い信念を引き継ぎ、語り継いで行かないといけないのではないかと思いました。
私がギターを始める、きっかけになった偉大なミュージシャンの、この曲をお聞き下さい。

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