1月26日の夕方、ゾウの太郎さんが天国に行ってしまいました。
今月はずっと非公開で、長いので心配してましたが
先月、年末年始休園に入る前の26日に会ったのが最期に。
タイヤを持ち上げて柱の上に置いて得意げな顔をしていた太郎さん。
プールに浸かって気持ち良さそうな太郎さん。
長い鼻を使って、モートの外の草まで食べちゃう太郎さん。
キーパーさんに孫の手(笑)で掻いてもらう太郎さん。
キーパーさんの使うホースを弄る太郎さん。
何よりもキーパーさんとのスキンシップが
一番見てて楽しかったし幸せそうだったね。
もう動物園で、こんな光景が二度と見られないなんて
まだ信じられません・・・。
太郎さんは、道後動物園の時から居て、
私が1歳の頃から両親が連れて行ってくれてました。
乳児の自分の『動物園のゾウさん』の象徴でもあります。
去年の夏は、ハナ子さんの七回忌でもありましたが、
担当キーパーさんは去年、太郎さんが元気な時もよく
「もしも太郎が死んでしまったら・・・」
ということを頻繁に来園者に語っていました。
「いつか亡くなってしまったら…
…いつか愛媛でゾウさんが見れない時がやってくる」
「今のうちにいっぱい見て、いっぱい写真を撮って欲しい」
と、よくおっしゃっていたのがとても印象に残ってます。
まさか、残された時間がわずか1年だとは、
関係者さん含め、誰も思わなかっただろうけど・・・。
ちなみに動物園のゾウ舎は
『インドゾウ舎』と『アフリカゾウ舎』があって、
2種類のゾウさんが居ました。
逆時計回りに園内を回ると、先にインドゾウ舎に着くのだけど
非公開の看板を見たお客さんが
「ゾウは見れないのか」と言った後にアフリカゾウを見て
「なんだ、ゾウ見れるじゃないか」なんて会話も時々聞きましたが、
太郎さんが亡くなったことで、インドゾウが居なくなり
媛たんファミリーのアフリカゾウだけになりました。
インドゾウ舎に主は居なくなり、寂しくなりました。
天国でハナ子さんに再会出来たかな・・・??
向こうでハナ子さんと幸せに寄り添えることを願うばかりです。
1年前の今頃、キーパーさんが…いや、太郎さんが
こんなお手紙を書いてました。
解剖が行われた今日27日、
この冬初めて、大粒の雪がたくさん空を舞ってビックリ。
追記。
今まで書いた太郎さんの話題を
『ゾウの太郎さん』カテゴリを作って一括にまとめました。
http://love.ap.teacup.com/applet/naohana2/msgcate13/archive

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