知床滞在3日目の朝。
起きてすぐ、恐る恐る・・・
カメラが自然治癒していますようにと、祈りつつ、
カメラのバッテリーを入れて
程よい被写体に狙いを定めて半押しをしてみる・・・。
「ピピッ」と定まり、シャッターが切れた

ドキドキと再生画面に切り替えてみると、ちゃんと記録されてる

ふ・・・復活したーーーー

\(*T▽T*)/

めちゃくちゃ安堵(^_^;
でもピントあうまでが普段以上に鈍い気がするから
後日、タイミングみて検査入院さすかな・・・。
この日は晴天。無事に出航
「どうかシャチに出逢えますように(≧人≦)」
この大海原に色んな種類の海洋哺乳類が生息しているけど、
海獣の誰かじゃない、
シャチに!シャチに会いたいんですぅぅぅ!!!
シャチのヒット祈願(≧人≦)
しばらく航海していると、何か海上を漂う動物を発見!
思いがけず、野生のアザラシを見ました。ただし、亡骸…

船長さん曰く「定置網にかかってしまったな・・・」と。
アザラシの体に、緑色の網が絡まってました…

人間と野生動物の距離感を考えちゃうね・・・。
気を取り直して海獣探し!!
時間もかなり経過して、今日はダメかな…と諦めかけてた時に
「ロシア領域にシャチ発見!」無線。
羅臼沖の向かいに『国後島』があるんだけど、
ロシアの領域なので、そこに入ることはできないんだよね・・・。
「見えないかもしれないけど、ヒレだけでも見せてやりたい。
イチかバチか、海域ギリギリまで行ってみるか!」
と境界線ギリギリまで、発見ポイントに向かってグングン航海!
私もドキドキ一生懸命、
望遠レンズのファインダーごしに大海原の中を探す。
一眼レフって、撮影だけじゃなく、こういう時にもいいね。
肉眼以上に遠くのものがくっきり見えて
双眼鏡の役割をしてくれる

いたぁぁぁぁぁ!!!!
若い頃からずっとずっとずっと会いたいと夢見てきた野生のシャチ。
大海原の中にシャチの黒い背びれを初めて見た瞬間の
ドキドキする高揚感といったら・・・・
シャチは群れで生活するから・・・複数頭が居ました。
オスとメスの背びれの差が・・・!
くぅぅぅう!!!
後ろに見えるのは知床ではなく、国後(くなしり)島・・・
国後島の傍を泳ぐシャチ・・・
ロシアとの境ギリギリで船を止めて観察してるので
これ以上、傍に行くことが出来ず・・・
ナマの野性シャチを見れたっていう夢は
無事に叶ったけど、
もっと至近距離で全身が見たい〜!
ジャンプが見たい!スパイホップが見たい!
どんどん、ハードルあがって欲張りになっちゃうのよねぇ
今までは、羅臼って遠い未知の地だったけど、
一度行っちゃえば、なんだか簡単に行ける身近な地な気分
ずっとずっと、この地に居たかった〜。
帰りの飛行機って何のこと?状態で帰りたくなくて

ほんと、長期滞在しちゃいたいよぉ。
頑張って、来年も再来年も・・・
毎年行く!!自分の絶対的なライフワークにするんだ〜!
また1年長いけど・・・これ以上の興奮はないねぇ。
ここの海・・・真冬は流氷の世界でアザラシが居るんだよ。
こっちじゃ絶対に味わえない魅力的な未知の世界だね・・・。
同じ日本とは思えない〜〜!!!
流氷と、流氷の中の野生アザラシもいつか見てみたいなぁ。
でも、さすがに真冬は空港から現地まで辿り着けないよ(^◇^;
燃え尽きた〜・・・・・。
愛媛に帰宅して数日後・・・38度の熱を出し
数日間、寝込みました

気温の差、ありすぎー!!

0