ああ…。田舎へ行きたい…。
雑踏の中で喘ぐ毎日から脱出したい…、そんな気持ちを抱いたそこのア・ナ・タ、新宿から急行で30分で行けちゃう手軽な田舎、高尾山はどですかどん!
今日は一つ手前の高尾の駅で下車。八王子銀杏祭りに行ってみた。
銀杏の並木道がトテモキレイ。
きゃー!!なにこれー!!!キャワユゥーイっ!!(´∀`)
ころされるっ!萌えころされるわっ!なんなの、帽子なんかかぶっちゃってっ!
幼稚園児達によるパレードは大人気。
「コラ、お前、顔がキモイな。タイホするぞ?」
「え?イヤ…あの…そ、その…ボ、ボク、見てるだけで…ボクが言ってるかわいいは純粋なかわいいであって…その…ゴニョゴニョ……(;´Д`)」
何も悪い事してないのにおまわりさんから目を逸らしてしまう挙動不審なボク。
日本一おっきな陸ガメさんもいたよ。
テラッ☆了法寺
途中、立ち寄った街のおもちゃ屋さんでみつけた「メーテルのフィギュアが箱つきであの値段だと…アキバか中野で転売すれば儲けが幾らで…ブツブツ」と隣でザ・ワールドを発動し自分の世界に入ってしまった友人を放っておいてボクは
巷で話題の萌え寺、了法寺に行ってみたよ。テラッ☆
わかんない人は検索してごらん。
かなりコアティックな案内板だが、ここはれっきとしたお寺なのDEATH!
神は死んだ!(・∀・)寺だけど!
ドープな看板の隣にはこういうちゃんとしたのもある。
了法寺は日蓮宗のお寺である。
ボクは宗教に関してはごく一般的な見識しかないのだが、ボクが好きな宮沢賢治先生も法華経をいたく信仰しており、その作品の根本となっていると言われている(・∀・)アメユジュトテチテケンジャ!
ボクの実家の近くにも大きな日蓮宗のお寺があって、ガキの頃はよくそこで鳩の餌を買って巻いて遊んだりしたものだ。
宗教というものが醸し出す超能力めいた法力だとかなんちゃらだとかは信用しちゃいないが、哲学という意味では立派なものだと思う。仏教もキリスト教も色んな宗教があるが言っている根本は皆同じように思える。
悟りと呼ばれる境地に行き着く方法論は様々にあって然るべきものだろうし、その部分が宗教の違いという事なんだろうか。
仏教が伝来してから、山岳信仰や白蛇とか稲荷なんかの土着の神信仰と変に混ざってしまって、神社と寺の住み分けや定義もいまいちよく分かんなかったりするのが日本の信仰である。この寺にもお守りや絵馬、賽銭箱なんかもある。徹底的に他宗教を批判した日蓮という人物像からするとこの雑多な感じはどうなんだろうという気がしないでもないが、あんまり良く知らないのでスンマセン。これでいいんだろうね。進むべき道を誤らなければ無問題。そういう観点からしてみれば、この萌えキャラを起用した布教活動も決して仏教を軽んじていたり、冒涜していたりする訳ではないのです。
とわかっちゃいる。わかっちゃいるのだが……。
じーちゃんの葬式にこの車で坊主が現れたら頭ひっぱたいてその場で改宗するわ、俺。
んで絵馬それぞれ。
19歳の少年よ!日本では重婚は犯罪だという事を覚えておくがいいぞ!(・∀・)
こういうの好き。絶対描けるようになるよ!(・∀・)
ちなみにここは縁結びの効果もあるそうで(マジっすか!)
境内でやってた野外メイド喫茶のメイドさんとお客さんが本堂に向かって
「南無南無、きゅんきゅん☆縁結ビーム!」
とか言って賽銭箱に小銭を投げ入れていた。
わかっちゃいる、わかっちゃいるんだが...(((´ω`;)
白蛇信仰も混在する。
ちーす!トシオさん!元気っすか!(・∀・)
と、思ったら違った!
八王子駅を降りたら陶器市をやっていた。
らしんばんに行って。
本日の収穫。了法寺で買った缶バッジおみくじ。
小吉ナリヨ。

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