こんばんわ
MAIDOーKです
…。
やっと我々も解散する事が出来、春に向けていい寝巻きができました。
という事で
「さよならラブテック記念!知ってるヤツしか全然わからねぇ!ラブテックの曲ができるまで!そもそもラブテックって一体なんのこっちゃ!」
を、お送りします。(・∀・)
PCで立ち上げたシーケンスソフトの画面。
ウチらはプロ・トゥールスユーザーなのでこのソフトで大体デモとかは作っているげな。
チンポーン!
穏やかなある日の昼下がり、玄関のチャイムがなる。平…、否、DJーTAKAがやって来た。チャリンコで。ドンキで8000円のママチャリに乗ってヤツは今日もやって来やがった。
ヤツはオレが様々な状況下に置かれているその場面場面で無作為にやって来る。忽然と。
オレが寝ている時、メシを食っている時、便座に座って物思いにふけっている時、色々だ。その日もオレが風呂に入っている時にヤツはやって来た。
おもむろにオレはその鍛えぬかれたミケランジェロの銅像のような肉体を惜しげも無くDJ−TAKAに披露しながらヤツを部屋に招き入れる。無防備だが一点の隙も無いオレの鋼の如き肉体。何を隠す事があらんや!(あるだろう事か!)
そんなオレの確固たる態度に感動し、ヤツも玄関先でパンツを脱ぐ、とかそんな事はしない。「ohayou!」「otukare-!」と軽くイングリッシュで挨拶を交わしたと思った時にはもう既にヤツは部屋にあるPCのスイッチを入れている。
だが、ヤツはこれといってそれ以上の事は何もしない。ただ待っているだけだ。
オレの体はまだ濡れている。ヤツは何も喋らずただじっとPCの画面を眺めている。
PCの画面に異常はない。
オレはパンツとTシャツを取り出している。ヤツは何も喋らず少しだけPCのキーボードを叩く。カチャカチャと無音の部屋に乾いたプラスチックの摩擦音が響く。
PCの画面は何も変わらない。
オレはパンツを穿いている途中だ。ヤツは無言でさっきよりも少し多くPCのキーボードを叩く。
PCの画面は何も変わらない。
オレはヤツの無言のプレッシャーに恐れをなし、髪の毛も湿ったままでPCの前に座る。そこで初めて俺たちは会話らしい会話をする。
「曲、できたYO!」
「そか、じゃあいってみYO!」
んで、そこらへんに転がってるギターを取って歌い出し、オレはそれをPCに録音する。
こんな感じ。携帯のムービーなのですごく粗いがカンベンしてくれ。
そして録音が終わると、大体のイメージとか変更点とか話し合ったかどうか解らんくらいの軽い世間話をしてヤツは8000円のママチャリに乗って夜のネオン街へと消えていく。今夜も人知れずどこかでヤツの伝説が生まれていく事だろう…。アディオス、平…、否、DJ−TAKA…。
そして帰った後に一人細々と音を重ねていく。
出来上がったファイルをMC−Uに送るとギターが入って帰ってくる。Uが作ったものにはオレがベースを入れる。そんな感じでやり取りをして出来上がっていく。最後に三人集まってマジメに歌って録音終了ー。
なんかテキトーっぽいけどこうしてラブテックの曲はできる。総制作期間二日。ラップとかできるかいなっつーの。
こんな感じでデモテープをつくっているのdeath!

0