ちょっとここのところバタバタしてまーす。
NHKのあの歌が聞こえるって番組あるんだけど、面白いね、あれ。
昨日のは良かった。泣けた。皆も見てみ。
最近すごく涙もろくなってすぐ泣いてしまう。泣いてしまうというより、泣きを求めてるというか、自分でも感動したり、泣く事でストレスを発散しようと知らないうちに体が求めてるといったそんな感じ。
ヽ(・Д・)ノ「あー、なんか思いっきり感動したいなぁー。ねえねえ、なんかいい映画とかないー?」
若い友人に聞いてみた。
(・∀・)「カツヲさーん、映画じゃないっすけど、いいのありますよー。もう感動の雨アラレっすよー。もう感動しすぎてちょっと鬱入っちゃうくらい泣いちゃいますよー?」
ヽ(・Д・)ノ「マジ?それ何?何ていうの?つーか持ってるなら貸してよー」
(・∀・)「えー?どぉしよっかなぁー…。でも僕もまだそれ途中までしかやってないんすよねー」
ヽ(・Д・)ノ「えー!そんなぁー!何それー!ものっそ気になるー!何!なにー!教えてー!」
(・∀・)「仕方ないっすねー。じゃあ教えるだけっすよー?」
ヽ(・Д・)ノ「うんうん!なになに!」
(・∀・)「それはっすねー…」
ヽ(・Д・)ノ「うん…ゴクリ」
(・∀・)「……」
ヽ(・Д・)ノ「………」
(・∀・)「……………」
ヽ(・Д・)ノ「…………………」
(・∀・)「………………………」
ヽ(・Д・)ノ「…………はよ言えや、コラ」
(・∀・)「え?ああ、すいません。ちょっと盛り上げようと思って」
ヽ(・Д・)ノ「そういうみのもんた的演出はいらんから早よ言って!」
(・∀・)「わかりました、それはっすね…」
ヽ(・Д・)ノ「うん…ゴクリ」
(・∀・)「……」
ヽ(・Д・)ノ「………」
(・∀・)「エロゲっす!」
ヽ(・Д・)ノ「………ハヒョーン!」
(・∀・)「あ、バカにしてますねー?エロゲをバカにしてますね?エロゲの奥深さを知らないくせにイメージだけで判断してますね?なんですか、その目は?その腐った魚の眼差しは?エロゲに携わる多くのクリエイター達をバカにするんですか?音楽だって素晴らしいんですよ?CDだって結構売れてるし、エロゲが元でアニメ化された作品も沢山あるし、エロシーンをカットして子供や女性もできるようにプレステに移植されたりしてるんですよ?エロゲに付随する二次的産業だって莫大な利益を生むんですよ?エロゲをバカにする事は日本が世界に誇るジャパニメーション及びゲーム業界、しいては日本の文化をバカにする事になるんですよ?今後日本が外貨獲得に一番期待をもてる産業、それがエロゲですよ!」
ヽ(・Д・)ノ「……ポカーン」
とまぁ、こんな感じのやり取りがあって、その後エロゲ講義、説教、人間啓発約30分。そして、その友人がやり終えたら貸してくれる事を確約。
待ちきれないのでちょっとネットで調べてみると、エロゲの中にもその内容によって泣きゲー、鬱ゲー、燃えゲー等といった数種類のカテゴリーに分類され、感動をメインとした内容の作りになっているのが泣きゲーというらしい。一応エロシーンもあるにはあるが、お飾り的なもので内容には全く干渉しないのでそういうシーンをカットして全年齢対称版として販売されてるのも多数あるらしい。
待ちきれないのでアマゾンで中古を購入。とりあえず初めてのエロゲなので18禁版を購入。だってもう俺、おっちゃんやもん、いいやんか。
ソフトが届いてパソコンにインストールしてゲーム開始。
泣いた。
俺の中のおすぎが泣いた。
夜中の3時に独り暗がりの中で萌えキャラを前にすすり泣く一匹のオヤジ。その光景の方が涙を誘う気がしないワケでもないが、とにかく音楽とストーリーの盛り上げ方が秀逸で感動というには十二分の大量の涙アンド鼻水。身体のいたるところから分泌液を垂れ流し、脱水症状寸前にまでやられてしまった。
一見、マニアの為だけにあるサブカルチャーのようなものでも触れてみれば意外と普通に感情を刺激されたりするものである。偏見はいけませんな。

0