昨日はラブハンのライブでオーサカ行ってきたのだ!\(゚∀゚)/
オーサカやっぱ好っきやねん。
空港である。
降りた瞬間にもう蒸している。伊丹空港は街の中心に一番近くて使い勝手がある空港なのにも関わらず建物は古いし、クールビズ推奨なのか空調設定が高く感じる。暑い。気だるく重い空気が両肩にのしかかる。だりぃ。
売店で少年マガジンを購入。ハイ、おおきに。 そやな、ハイおおきにー。ってちょっと待てやオバハン。まぁ、いいんだけどさ。どうせすぐ読むんだけどさ。なんつうの?日本古来の風習でお中元とかいうのあるやろ。この時期特に。別にこれといって感謝してないけど感謝してる体な行動。俗に言う社交辞令っちゅうの?まぁそんな感じでさ、何かないの?袋入れますか?とか袋お使いになりますか?とかそういうの。聞かない?ああ、そう。聞かへんねんなー。聞くだけ無駄やもんなー。確かにそやなー。あーだりぃー。
ラブハン若林君運転のお迎え車が来るのを待っている間、俺はあまりの暑さに冷たいお茶で体を冷やそうと喫煙室の中にある自動販売機に150円を入れて、お目当てのお茶の販売ボタンを押す。
ピーピピピピピ!
あたりくじのルーレット音がなり、けたたましく回転する4つの数字。
ゴゥ…!(5)ゴゥ…!(5)ゴゥ…!(5)ピピピー!…ゴォォ〜〜〜…ロクゥゥウゥウー!!!(6)
………('A`)
ハイハイ。いらんねん、いらんねんそんなサプライズ。
空港の到着ロビー、しかも喫煙室の中で大の大人が喜ぶかいな、そんなかさばるもん。ぎょうさん荷物持ってるっちゅうねん。そやけど結果が出るまで何でか俺、律儀に待ってんねん。ムカツクー!あー!もー。だりぃ。なんでここにそんな販売機置くねん。
なんかこう気だるい感じ。大阪の夏は暑い。
ライブが終わって次の日、飛行機の出発までまだ時間があったのでホテル近くを散策する俺。
地元商店街に行き当たる。
やたらめったら長い。なげぇー!
だが内容は全て同じような店、同じようにカウンターで消えかかってる店番のおばあちゃん。そして柳沢のシュートの如くことごとくトレンドのゴール枠から大きく逸れている大量の商品達がこれでもか!と無限ループ。あれ…?ここさっき通ったような…?そんな迷宮のパラドックスへといざなわれる俺。もうホント、どぅでもええねんけど。一直線に歩いてるだけやっちゅうねん。
「価格破壊!有名メーカー、ブランドシューズ!全品800円!」
ほぅ…。
店先に設置されたカーゴの中で山積みになっている激安シューズに目が止まる。
やはり何だかんだと言っても掘り出し物には目が無い。大阪、東京、福岡関係なく人類皆同じである。そしてこういう商店街などは各地方すべからく掘り出し物の宝庫でもある。これは興味深いものを発見したぞ。
SOIL(ソイル)
俺の脳が破壊される。俺はそのソイルのスニーカーを片手に今一度カーゴに貼られた張り紙に注意深く目を通してみる。もしかしたら俺に何らかの落ち度があるかもしれないからだ。
ゴシゴシゴシ…。目をよーくこすってと…。
「有名メーカー、ブランドシューズ!全品800円!!!」
もはやこれがメーカーとかブランドなのかというちっぽけな愚問よりもこのソイルがどこの工場でどうやって作られてどういう経緯でここに辿り着いたのか、そこが不思議でたまらない。何だかロマンさえ感じてくる。NHK取材しろや。もしかしたらペンギン村では有名なメーカーかもしれへんで。
なんだか街に溢れるもの、全てが万事そのような調子に感じる。そして誰もその事に突っ込まない。ありふれた日常の風景。それが大阪スタイル。気にしない、気にしない。小さな事はスルーしなはれ。そんな感じ。街に溶け込むとすごく楽な気がする。
この適当感がすごく居心地がよかったりするのである。おもろい街やなー。ホンマ。

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