ファーマーさんはみすてない

世界で一番おいしいお料理になるの!との思いでレストランへ送り出されたじゃがいも娘だが、その思いが強すぎたためか食材になるのを断り続ける。そのうち食材になりうる時期を逸してしまい失意の中、生まれ育った農場にたどり着き、ファーマーさんによって最善な救いを得る。
私たちの人生の歩みの中に、プライドの高さゆへに誰かを傷つけてしまったり、傷ついたり、素直になれなかったばかりに好機を逸したりという経験がないだろうか。
しかし、そんな失意の中にあっても、再生の希望があることを教えてくれる。

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