おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)

私が保育園児の時、おしいれではなかったが薄暗い納戸があった。悪い事をしたら入れられるお仕置き部屋だった。何度ここに入れられては、「グァメンナジャイ! モウジマジェ〜ン!」と泣き叫び許してもらったことか。とても良い経験であり、思い出です。
おしいれは確かに怖かった。閉じ込められると暗闇に吸い込まれそうだったり、息苦しかったり。でもしばらくして慣れてくると、そこは陣地であり、隠れ家であり、落ち着く場所になったり、冒険心を掻き立ててくれる所になったりもする。
今の時代、お仕置き部屋なる所へ入れたら、今の親は人権問題だ!とか、虐待だ!とか言って騒ぐのだろうね。 なんか違う気がするけれど…。

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