ちいさいおうち (大型絵本 (3))

時の移ろいとともに、私たちの周りの環境も考え方も変化していく。無い物ねだりをすることもある。
静かな田舎の小さな家は遠くに見える街明かり見て、「街に住んだらどんな気持ちだろう」と思う。そんなある日、小さな家の周りが開発されていく…。経験してはじめて気づく事ってある。小さい家は、「田舎では、なにもかもが大変静かでした」と昔を懐かしむ。
昔とは比べ物にならないほど便利な世の中になった。しかし、何故かゆとりのない、忙しい日々を過ごしてはいないだろうか。私たちにとって本当に大切なものは何なのか、そんな事を問いかけてくれる。

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