海からの贈りもの

沢山のもの、沢山の情報の中で過ごしている私たち。 確かに便利であり、物理的に豊かであるといえる。しかし「それで幸せになったかい?」と、苦渋をなめた先人たちに聞かれたら「幸せ」って言えるのかなぁ...と考えてしまう。それもまた贅沢な悩みだと苦笑されそうだが。ものがなかった時代、情報格差がまだあった時代には今より「心」があった。物にも人にも深い繋がりがあった。愛おしさがあった。
シンプル(簡素)である事、シンプル(簡素)に生きる事の大切さをあらためて感じさせてくれる。
生きて行く上で本当になくてはならぬものはそんなに多くないように思う。それを見つめ直す事は決して容易ではないけれど、チャレンジした者が受くる究極の充足感なのだと思う。

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