今年に入ってコロナコロナ(😭)夏には収まるとの予想も猛暑でも若者達を中心に無症状の感染者が増加・・・不気味なウイルスです・・・秋冬が怖い・・・(😭)
かつて私たち人類は過去に伝染病と闘ってきました。
そしたら・・・感染症って何やねん??今更ですが・・・
感染症とは、ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入して増え、発熱や下痢やせきなどの症状が出る病気を言います。病原体が体内に入り込んだだけでは感染したとは言ない。入り込んだ病原体が体内で増えて、何らかの不快な症状が出てきたときに初めて「感染症にかかった」と言うようです。感染症には、人から人にうつる伝染性のものと破傷風などのように、人から人にはうつらず、傷口から感染する非伝染性のものがありますが、大まかに分けると次のようになります。
【感染経路で分ける】
A.人から人へと感染するもの
@ 接触感染
A 飛沫感染(せきやくしゃみなどで空気中に漂った病原体を吸い込んで感染)
B.動物や食べ物から人へ感染するもの
@ 土の中などにいて、傷口などから感染
A 刺されたり咬まれたりすることによって感染
B 食べ物から感染
【病原体で分ける】
A.ウイルスによるもの
天然痘・スペイン風邪やアジア風邪などのインフルエンザ・エイズ・新型コロ
ナウイルスによる肺炎・日本脳炎など
B.細菌やカビによるもの
ペスト・赤痢・腸チフス・ジフテリアなど
C.寄生虫や原虫によるもの
マラリア・フィラリアなど
D.その他によるもの
ツツガムシ病・発疹チフスなど
人類の歴史は、感染症に脅かされ続けてきた歴史であると言っても過言ではありません。13世紀のハンセン病、14世紀のペスト、16世紀の梅毒、17世紀のインフルエンザ、18世紀の天然痘、19世紀のコレラと結核というぐあいに数々の戦いがあります。
その中でも14世紀に流行したペストは、当時のヨーロッパの全人口の約3割にも及ぶ人々を死に至らしめましたと言われています。ヨーロッパという世界はこのペストによって停滞したわけです。この病気にかかると、内出血によって皮膚が黒くなることから黒死病とも呼ばれ、大変恐れられました。20世紀に入ると、ヨーロッパを中心にインフルエンザなどの大流行が起こり、その後も世界各地でエボラ出血熱、エイズ、腸管出血性大腸菌感染症など「新興感染症」が発生し、人の移動とともに世界中に広がっています。さらに、21世紀になるとSARSや今回の新型コロナウイルスによる肺炎といった新興感染症が大流行し、現在も世界中の人々を脅かしています。
2020年3月11日、WHOは、新型コロナウイルスの感染拡大について「パンデミックとみなせる」と発表。パンデミックというのは、感染症・伝染病の世界的な大流行を表す言葉です。
その後、WHOの懸念は現実のものとなりました。アメリカのジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センターの集計によれば、2020年8月12日の時点で、新型コロナウイルスによる世界の感染者数は2000万人に迫り、死者数は70万人を超えています。日本の死者数は同時点で約1050人を超え、他国よりは少数ですが、世界のいずれの国においても、まだまだ予断を許さない深刻な状況が続いています。
これまで人類を恐怖におとしいれたパンデミックです。
1位 ペスト(死者数2億人・1347〜1351年)
2位 天然痘(死者数5600万人・1520年)
3位 スペイン風邪(死者数4000万〜5000万人・1918〜1919年)
4位 ペスト・東ローマ帝国で流行(死者数3000万〜5000万人・541〜542年)
5位 エイズ(死者数2000万人以上・1981〜2000年)
6位 ペスト・19世紀の中国とインドで流行(死者数1200万人・1855年)
7位 ペスト・ローマ帝国の疫病(死者数500万人・165〜180年)
8位 ペスト・17世紀の大疫病(死者数300万人・1600年)
9位 アジア風邪(死者数110万人・1957〜1958年)
