約半世紀ぶりに釈放された元死刑囚(+_+)あまりにも無表情で愕然としましたが・・・過ぎた年月と心の闇が垣間見れました。そらそうなるでしょう!??真意は分かりません??再審開始決定と釈放が同じ日に行われるのは初めてだそうです。袴田事件・・・私が生まれた頃の事件・・・
1966年に静岡県で一家4人が殺害、放火された袴田事件・・・強盗殺人などの罪に問われ、死刑が確定した袴田巌死刑囚(78)の第2次再審請求審で、静岡地裁は2重要な証拠が捜査機関に捏造された疑いがあるとして、再審開始を認める決定をした。刑と拘置の執行停止も決定。
逮捕から48年・・・判決確定からも実に34年を経ている・・・ようやく裁判のやり直しが認められた。確定死刑囚の再審開始決定は2005年の名張毒ぶどう酒事件以来、戦後6例目だそうです。再審決定で村山裁判長は、現場近くのみそ工場タンクから発見され、確定判決が犯行着衣と認定した5点の衣類のDNA型鑑定結果などを、無罪を言い渡すべき明らかな証拠と認定。鑑定では、5点のうち半袖シャツに付着した犯人のものとされる血痕について、弁護側と検察側が推薦した鑑定人2人が、同死刑囚のDNA型と完全に一致するものはなかったとしました。
また、静岡地裁決定は捏造された疑いのある証拠で死刑の恐怖の下で身柄を拘束された・・・、捜査の全否定とも取れる表現で検察・警察を批判。正義という言葉まで使い、約48年に及んだ袴田さんの身柄拘束を解くことを認めた。
警察が証拠を捏造した可能性が高いが・・・当時の捜査(+_+)もしも!彼が無実ならば、とんでもない事であります。48年の間、拘束され34年間いつ死刑が執行されてもおかしくない毎日・・・自分の人生を奪われた事になる。償っても償いようがない(^_^)/そんな事があってもいいのか??そんな思いで一杯になります。また、DNA鑑定がより精密になり今回のような証拠となる!!もしも死刑が執行されていたら・・・闇の中へ(;一_一)まさに・・・とんでもない話であります。今回の事件同様の無実の罪で死刑になった人もいるはずである・・・とんでもない話ですね(^_^)/
48年ぶりの外の世界は・・・疲れ果てて気力もなにも奪われた彼にはどう見えているんやろ??
