科学研究は、最も事実に近づける手段と思われてますが、それでも真実にはなかなかたどり着けない。
一つの現象をとってみても多くの原因が複雑に絡み合っていて、相反する結果もたくさん報告されてるし、そもそも実験は特殊な条件だし、解析手法も完璧じゃない。
犯罪捜査と同様、真実はつきとめられるわけではなく、一つ一つ証拠を重ねて近づいていくものなのでしょう。
修士で求められるのは、何が正しいかではなく、自分なりに事実を筋道立てて説明できる力だそうです。
はい、難しい話になってごめんなさい。
これでふと思い出したのが、決断の重要性。
『決断が正しければベスト、間違っていても許される。最悪は守りに入ること。守りは失敗につながる』−グローブ(インテル元会長)
正しいかどうか以前に、スピーディーに判断→決断→行動できるかどうかがビジネスでは勝負どころなのでしょうか。
私にとっては少し耳の痛い言葉です。
しっかりとした価値判断基準を持ち、行動できる人がリーダー向きなのかもしれませんね。
そして、人生も運命に逆らうでも流されるでもなく、ありのままを受け入れながら、自分の意志を持って判断→決断→行動していきたいなと思うのでした。

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