かねてより、リンパ腫で闘病中だった月ちゃんが、 今朝 本当にやすらかに天に昇って行きました。最後まで私に配慮をしてくれた優しい子でした。
昨年9月18日に手術を行いましたが、血管を巻き込む形での厄介な腫瘍だったため、今年に入り同箇所の再発・転移がありました。主治医とよく話し合い、 もう手術はしないことを決め、月ちゃんにとっての“QOL”(Quality of Lifeの略。生活の質)が優先できる治療を選んで、今日まで癌と戦ってきました。痛みにも貧血にも辛抱強く耐え、いつも微笑んでいるような子でした。
4月末より、症状が悪化しだしましたが、主治医の院長と院長婦人の献身的なケアのもと、癌発症より8ケ月よく頑張ってくれました。又この間には、もなかとーさんと、ともさん、ドッグスペース・トリマーA&Uにはサポートを戴き感謝しています。
沢山の素晴らしい子供達を送り出してくれた月ちゃん、美しくて優しい月ちゃん、最後の一瞬まで変わらない穏やかな表情でした。
午後1時から宇治の灰山で荼毘に付しました、いずれも月ちゃんの子供を3頭そして孫を1頭持つ、ドッグスペースの保実ちゃんと、和歌山からは若草物語家が駆けつけてくださいました。戴いたお花のカードには、奇しくも同じく「月ちゃん、ありがとう」のメッセージがありました。本当にそのとおりです。月ちゃん、ありがとう。
去年の春、天に昇って行った同胎のサファイアと、きっと今頃はパピーの時のように、寄り添いながら走っているのではないでしょうか・・・

マウンテン マジェスティ ナイアガラ ムーン
1995年7月27日〜2008年5月7日
AM.CHベガバン×シュープリーム.CHビオランテ
この写真は、2004年10月11日開催の第二回京都マジェスティアフガンハウンドクラブ展で、東京より招聘した写真家の角田国宏氏
http://www.wanscene.com/ に撮影していただいたものです。私が大好きな月ちゃんのショットです。