2004/11/25
長年抱えてる疑問 Bob Dylan
ローリング・ストーン誌でナンバー1を取ったってことで、いろんな人があらためて「Like A Rolling Stone」に関していろんなことを言ってますが、あたしも一言。
例のサビのところの韻律はどう解釈したらいいのかしらん?強を赤、弱を青で示すと次のようになるんだわさ。
(1) 弱強格だとすると
How does it feel
How does it feel
To be without a home
Like a complete unknown
(aに強勢が来るのいや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん)
___ Like a rolling stone
How does it feel
How does it feel
to be on your own
with no direction home
Like a complete unknown
(aに強勢が来るのいや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん)
___ Like a rolling stone
(2) 強弱弱格だとすると
How does it feel
How does it feel
To be without a home
Like a complete un-known
____ Like a Rolling stone
How does it feel
How does it feel to be on your own
With no direction home
Like a complete un-known
____ Like a rolling stone
いずれにせよ、曲名を言うところにリズムのズレが生じて、このズレがここを印象深くするのに一役買ってることは確かだけどさ。おそらく詩人はこういう芸当が“天然”で出来ちゃうんでしょうね〜。しかも最後に韻まで踏んでいて。
『Bootleg Series Vol.1-3』に3拍子でやってるテイクが入っててビックリしたんだけど、サビでない部分も“強弱(もしくは弱強)”と“強弱弱”が混ざり合ってて形が非常に整ってないんだわさ。「Blowin' In The Wind」とか「The Times They Are A-Changin’」とかは分かりやすい韻律になってて、その通り歌ってるんだけど、「Like A Rolling Stone」だけは例外なのよん。3拍子のテイクと4拍子のテイクが存在するってことは、どっちにするか考えたってことよねん。3拍子で歌うにはちょっと辛くて4拍子にしたものの、それでもまだ言葉数が多すぎる部分とすっきりしてる部分とが生じちゃってるんだわさ。他の曲も言葉数は多いけど、この曲ほど歌いにくいものはないでしょ〜。
形式よりも言いたいことが先行すると字余り字足らずが起こるのは、古今東西共通だけど、この曲に関しても、書かれた状況を考えるとたしかにその節があるわよねん。
で、ここまで考えると、さらに2つの疑問が生じます。(α)ボブ本人が気分によって変えて歌ってるのではないか? そうだとしたら、何年何月何日のコンサートが一方で、何年何月何日のコンサートが他方なのか? (β)他に“いいたいこと”先行の曲はあるのかどうか?あるとしたらどれか?
誰か思いあたるふしがあったらコメント&トラックバックをちょうだいな。よろちくねん。
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例のサビのところの韻律はどう解釈したらいいのかしらん?強を赤、弱を青で示すと次のようになるんだわさ。
(1) 弱強格だとすると
How does it feel
How does it feel
To be without a home
Like a complete unknown
(aに強勢が来るのいや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん)
___ Like a rolling stone
How does it feel
How does it feel
to be on your own
with no direction home
Like a complete unknown
(aに強勢が来るのいや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん)
___ Like a rolling stone
(2) 強弱弱格だとすると
How does it feel
How does it feel
To be without a home
Like a complete un-known
____ Like a Rolling stone
How does it feel
How does it feel to be on your own
With no direction home
Like a complete un-known
____ Like a rolling stone
いずれにせよ、曲名を言うところにリズムのズレが生じて、このズレがここを印象深くするのに一役買ってることは確かだけどさ。おそらく詩人はこういう芸当が“天然”で出来ちゃうんでしょうね〜。しかも最後に韻まで踏んでいて。
『Bootleg Series Vol.1-3』に3拍子でやってるテイクが入っててビックリしたんだけど、サビでない部分も“強弱(もしくは弱強)”と“強弱弱”が混ざり合ってて形が非常に整ってないんだわさ。「Blowin' In The Wind」とか「The Times They Are A-Changin’」とかは分かりやすい韻律になってて、その通り歌ってるんだけど、「Like A Rolling Stone」だけは例外なのよん。3拍子のテイクと4拍子のテイクが存在するってことは、どっちにするか考えたってことよねん。3拍子で歌うにはちょっと辛くて4拍子にしたものの、それでもまだ言葉数が多すぎる部分とすっきりしてる部分とが生じちゃってるんだわさ。他の曲も言葉数は多いけど、この曲ほど歌いにくいものはないでしょ〜。
形式よりも言いたいことが先行すると字余り字足らずが起こるのは、古今東西共通だけど、この曲に関しても、書かれた状況を考えるとたしかにその節があるわよねん。
で、ここまで考えると、さらに2つの疑問が生じます。(α)ボブ本人が気分によって変えて歌ってるのではないか? そうだとしたら、何年何月何日のコンサートが一方で、何年何月何日のコンサートが他方なのか? (β)他に“いいたいこと”先行の曲はあるのかどうか?あるとしたらどれか?
誰か思いあたるふしがあったらコメント&トラックバックをちょうだいな。よろちくねん。


2004/11/25
拷問ミュージック ロック・フォーク・ブルース
このニュース↓、笑っちゃったら叱られるかなあ〜〜????? 拷問に使うんだったら『Highway 61 Revisited』のハーモニカの音とか、鼓膜をやすりでゴリゴリ削るような最近のボブのヴォーカルとかもいいんじゃないかと思うわん。グレイトフル・デッドやザ・バンド、CSN&Yは拷問にはならないわねん。
http://www.barks.jp/news/?id=1000003890
そういえば、Siam Shadeよこしまアリーナ公演に行った時、早めに会場入りしたらBGMがメタリカの黒アルバム。スピーカーのまん前の席が取れちゃったからうるさくて仕方ない。開演まで絶えられないと思って廊下に出たら、そこでも流れてるし、クソしにトイレの個室に入ったら、そこでも流れてるし。おかげです〜〜〜〜〜〜〜っかり具合が悪くなっちゃったわん。いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
たしか、この時は大晦日に宇宿允人の第9→Glay年越コンサート→Siam Shade元旦コンサート→小澤征爾サイトウキネン「マーラー復活」っていう超アホバカスケジュールで、ペニシリンのお正月コンサートには行かなかったんだわさ。まだ20世紀だったし。
でも、メタリカのメンバーっていい人よん。西新宿のブート屋でジェイムズ・ヘッドフィールドとカーク・ハメットに偶然会ったんだけど、ああいう音楽の割には2人ともなかなか紳士で、BRIDGEコンサートの話をしたら“やっぱりオレたちはアコースティックは不得意だよな〜”とか“ニールは非常にメロウな人物でさ〜”とか言ってたわん。(普段こいつらの悪口言ってるのバレてなくて良かったわん)ちなみに、ジェイムズがお店でもらってた大量のブートの中にボブ・ディランの『Genuine Bootleg Series』があったんだわさ。
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http://www.barks.jp/news/?id=1000003890
そういえば、Siam Shadeよこしまアリーナ公演に行った時、早めに会場入りしたらBGMがメタリカの黒アルバム。スピーカーのまん前の席が取れちゃったからうるさくて仕方ない。開演まで絶えられないと思って廊下に出たら、そこでも流れてるし、クソしにトイレの個室に入ったら、そこでも流れてるし。おかげです〜〜〜〜〜〜〜っかり具合が悪くなっちゃったわん。いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
たしか、この時は大晦日に宇宿允人の第9→Glay年越コンサート→Siam Shade元旦コンサート→小澤征爾サイトウキネン「マーラー復活」っていう超アホバカスケジュールで、ペニシリンのお正月コンサートには行かなかったんだわさ。まだ20世紀だったし。
でも、メタリカのメンバーっていい人よん。西新宿のブート屋でジェイムズ・ヘッドフィールドとカーク・ハメットに偶然会ったんだけど、ああいう音楽の割には2人ともなかなか紳士で、BRIDGEコンサートの話をしたら“やっぱりオレたちはアコースティックは不得意だよな〜”とか“ニールは非常にメロウな人物でさ〜”とか言ってたわん。(普段こいつらの悪口言ってるのバレてなくて良かったわん)ちなみに、ジェイムズがお店でもらってた大量のブートの中にボブ・ディランの『Genuine Bootleg Series』があったんだわさ。

2004/11/25
毎年恒例Penicillinお正月コンサート ロック・フォーク・ブルース