コンパラの無料配布物「3D Galaxy」
数種類の「銀河」がパックになっている。3Dといっても平面OBJにテクスチャを貼っただけのいわゆるションコネモノ((C)@あたかさん)だ。
こんなのただの2D背景画と変わりないじゃん!・・・と思ったが、実際使ってみると、なかなかいい。
カメラ設定を変えると自由に銀河の構図を変えられるところが単なる背景画としても便利だし、ムービーで使ってもおもしろいものができるかもしれない。
2.5次元背景とでもいえるグッドアイデア。
先日、市の転出届けの処理待ちの時間に役所に置いてあった絵本で、ちょっと気に入ったものを見つけた。
その名も「宇宙」。
漢字がまったくないところから小学校低学年向けと思われる。
1ページ目はノミの大きさとその相対的なジャンプ高さの関係を書いた絵。
ページをめくるといろいろな昆虫の大きさと運動能力を見開きで図示したイラストになる。
そして、小動物から大型動物、ビルの高さ比較、乗り物の早さ比較・・・・
そんなふうにページをめくるたびにいろいろなものの大きさ、距離、速度など、少しずつスケールアップした比較イラストが
つづく。
さらに先は山の大きさ、雲の高さ、地球の大きさ、大気圏がどのへんまでか、人工衛星はどこらへんを飛んでいるか。
さらにさらに、月と地球の距離感覚、地球と内惑星の−この本ではまだ惑星にしてもらっている−冥王星の位置・・・・
太陽系、一番近い恒星、銀河系全体、となりのアンドロメダ大星雲、たくさんの島宇宙・・・
最後は「ここは、ひかりとおなじはやさでとおざかっているので、もうみることはできません。わたしたちのたびもおわりです」
といった感じの文章で最後となる。
50ページ以上の超大作だ。
全部読み終えた時は小学生でも大人でも「100億光年」という距離のイメージをつかむことができるというすばらしい作品。
CGなんか一切使っていない、とても素朴な絵でノミから「宇宙の果て」まで終わる。

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