昨日の日本の猿まねについて書きましたが、来年から始まる陪審員制度・・・深い議論もなく欧米にならって、取り入れましたが、この制度、本当に大丈夫なのですか?
私がアメリカに居たときに、ハワイ出身の日系二世と結婚した母の妹宅に行きました。
ご主人は陸軍の技術将校!その時は退役して、対空ミサイルを売る仕事に就いていました。いとこは日本人の顔をしていましたが、まったく日本語が話せませんでした。長男は海軍士官学校に在籍していて、エリートでした。
新入生は、4人同室の寮に入学したそうですが、勉強と訓練の激しさで、1年間で同室の2人が脱落したと言っていました。
私が行った時に、叔母に陪審員の要請連絡が来ていましたが、叔父はアメリカ国民の務めだから、陪審の要請を受けろと言っていましたが、叔母は日本人の私には、こんな制度は心の問題として、できないと言っていました。
もし私のところに要請が来たら、断ります。 もし私が抜けたら、職場の方に大迷惑がかかります。
また、終身刑がない現行の日本の制度で、死刑にかかわるような犯罪の陪審員には心情的になりたくありません。
戦後の日本には進駐軍の指導の下に、陪審制度ができた時期もあったようですが、日本の文化にそぐわないと言うことで、廃止されたとか・・・!
殺人現場を見たくない人は、CG処理したヴァーチャル映像を見せるというような案もでているようですが、狩猟民族でない農耕民族の私たちにとっては、とてもつらい事になると思います。

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