マッチショーではジュリママさんが、美味しいサクランボ(佐藤錦)を持ってきて下さった。完熟でした。
ママさんはサクランボでも最高級のを食べたことがあるという。それはいろんな角度から日光を当てるようにされた(実に日陰を作ってしまう葉は切ってしまう。)サクランボ、それを指で軽くつつくと枝から落ちるものを収穫したものだそうです。
私たちが食べている果物の多くは、産地から消費者の手元まで届くのに時間がかかります。
その為、完熟していない物を木からとり、出荷する。特に熟しやすいプラムはその代表です。
売られているプラムには、赤くなっていない青い物が多いのは、その為です。
これについては、昨年の日記、プラムを家庭果樹として選んだ理由に記載しています。
以下 日記から
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織田信長時代の宣教師ルイス・フロイスの著書の中に西洋と日本の違いを示した「日欧文化比較論」がある。
その記述の中に、日本人は熟さない果物を食べる風習がある・・・というのがあった。
その記述には具体的な果物の名前は無かったが、その時に連想したのが、当時、西洋には無い果物の柿である。私たちが食べる歯ごたえのある柿は熟していないとフロイスが思ったとしても不思議ではない。
勿論これはあくまで私の推察にすぎない。
話をプラムに戻そう!
果樹のインターネット検索をしていたときに、美味しいプラムを食べたければ家に植えるしかないと書かれていた。
プラムは熟すと3日程度しか保たない。スーパーや果物屋で売られているものはまだ青くて固いうちに採取し、流通過程に乗せる。
これでは完熟した美味しいプラムを食べられない。
ということで、プラムを選びました!
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いっぱいに太陽の光を浴び、赤く熟して落ちた果物を食べるのはまさに至福です。
料理に限らず、何でもそうですが、素材が良ければ、良い物ができます。
杏です。品種は山形3号!自家受粉ができるので、一本でも実がなりますが、プラムやサクランボの花粉とも受粉できるようです。
ところが、収穫が遅れると枝についたまま腐り始めます。
プラム(大石早生)も熟し、落ち始めました。
この数日の天気で、熟しが加速しています。
今日、まだ収穫していない杏にはたっぷりと日光を浴びてもらい、明日収穫します。
うちはワンズが下でウロウロしているので、鳥さんは来ませんが、ワンズが実を食べてしまいます。
青い実を食べて、下痢ピーにキャンディとビッキーはなりましたけどね。
プラムが熟すとビッキーは木を揺らして、落として食べてます。
この時期は窓を開けるとプラムの良い香りがします。
今日の収穫!


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