4ワンズの朝の散歩を終えて、帰ってくるときに猫の里親をされているYさんが、涙ながらに「さんちゃん、もうすぐ・・・・」
お話を聞くと、3日前から水もご飯も食べていないそうです。
さんちゃんはYさんが面倒を見ている野良ちゃんです。この地域にずっと前からいたらしく、3年前からYさん達が世話をされています。
去勢や病気の治療ももYさん達が費用を出し合い、されています。
Yさんは野良の猫を室内で4匹飼われています。
猫エイズにかかっているさんちゃん達は外で世話されていました。
私が住んでいる市は野良猫であっても、年に1回は市民一人あたり、♂3000円、♀4000円の去勢、不妊手術助成費がでます。
それにしても2万円以上はする手術を、やってくる猫に毎年のように受けさせ、病気になれば、獣医に連れて行き、世話をしているYさん達には頭がさがります。
さんちゃん、昨日はフラフラと歩きながらトイレをしたそうですが、今朝、外にあるさんちゃんハウスの前で倒れていたそうです。
ずっとYさんはついていらっしゃいます。
さんちゃんはうちのワンズとも写真を一緒に撮ることができたほど、肝っ玉のすわった猫ちゃんでした。
先ほど、写真を撮り、体に触ったのですが、体温がかなり低くなっていました。
若い頃はケンカずきだったさんちゃん、顔は傷だらけです。
しかし、3年前の去勢後はケンカをしなくなりました。
あと少しで虹の橋をわたるでしょうが、精一杯、猫人生を歩んできました。
今日は先週の土曜日の動物園遠足の代休ですが、夕方には新潟県のかぐらみつまたスキー場に向かいますので、最後は看とれないかもしれません。
さんちゃん、おだやかな顔でスヤスヤ寝ています。


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