今日は朝から出張、夕食後、たまたまテレビをつけるとTBSで「余命1ヶ月の花嫁」というドキュメンタリー番組をやっていました。
この本はこの2月に図書室で目にとまり、その場で、あっという間に読見終えました。
この本に掲載されている千恵さんの笑顔がとても素敵で、印象に残りました。
普段はこの時間にテレビを見ることがない私は、2時間に渡るドキュメントから離れられなくなりました。
この番組は昨年、2日間に渡って放送された番組のリメイクです。
http://www.tbs.co.jp/hanayomecaravan/
千恵さんの言葉、「明日が来ると言うことは奇跡」「風って気持ちいいんだよ」
その笑顔をともに心に響きました。
酸素を呼吸しなければならないほどの体調なのに、呼吸器をはずし、ウエディングドレスを着た姿は、とても素敵で、まぶしかったです。
すでに骨や肺に転移し、痛みや息苦しさに耐えているはずなのに、あのような笑顔をふりまくことができる千恵さんの強さに感激しました。
野良猫のさんちゃんですが、Yさんと世話をしてくださっていたSさんが、HPの日記にさんちゃんのことを書いてくださいました。
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サンちゃんの生き様を載せて戴き有難うございました。
人も犬も猫も… 花も草も… 生きとし生ける尊い命です。
万物の霊長、宇宙を平和に導くはずの人間が一番狂い自然界を乱し… そんな中で、サンちゃんは15年以上の時を外猫としてご近隣のアイドルとして生きてくれました。
本日、2008年5月5日端午の節句の午前9時30分頃、サンちゃんは、見事に菖蒲の華の如く凛として宇宙に真っ直ぐ向って旅立ちました。
サンちゃんのお供は、菖蒲の華と向日葵の花が引き受けてくれました。
3年5ヶ月10日あまりのサンちゃんとの触れ合いの中で、サンちゃんは、言葉のない物言わぬ世界を沢山残してくれました。
人でさえ、誰にも見取られる事無く逝く事の多い現代の中で、これほど最後までYさんに見守られ続け、最後まで人を信じて愛して、サンちゃんハウスの中で息を引き取ったサンちゃんの素晴らしい魂に… クリさんのこの場をお借りしまして”有難う”の言葉を足跡として残させて戴きます。
(4月27日より殆どスープさえも飲めない状況でしたが、苦しまずに穏やかな最後を迎えてくれました)有難うございました。
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さんちゃん、あれから3日間、がんばったのですね。あそこまでYさんやSさんに面倒を見てもらって、幸せな野良猫ちゃんでした。
5日はYさんの仕事が休みで、Yさんがさんちゃんを看取ったそうです。


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