ミクシー日記より転載の為、文に応じた写真が入っていません。
7月の上旬にスキークラブの方と富士登山を計画していたが、天候が悪く延期、7月中旬もあきらめた。
マイミクのあがつさんご夫妻と会社の先輩Tさん夫妻が富士山に行くというので、同行させてもらった。
私は前日の夜に須走口駐車場で仮眠して、彼等を待つことにした。夕方に車の後部座席をフルフラットにした。フルフラットといっても、かなりのでこぼこで、いつも空気マットを敷いている。
私の場合、体重が100キロ近いので、空気マットをいくつかつぶしている。その原因はキャンディとラッキーが冬に私の布団に乗ってくるので、150キロ近くなるからである。
許容体重はノーブランド製品だと80キロと書いてある。安物買いの銭失いだったが、今使っているのはLOGOS制品、これは厚くて使い心地が良いが・・・3つ目!
車用は薄い、コールマン制品・・・!
家は海抜30メートル位だと思う。そこで空気を入れて行った。
夜11時30分に、海抜2000メートルの須走口駐車場に着くが、満車。仕方なく若干坂道の道路に駐車。
ビールを飲んで、すぐに寝る。ところが寝ているとプッシューと音がする。そして体が沈み始める。
気圧が低いために、マットがふくらみ、私の体重で耐え切れなくなり、破裂したようだ。仕方なくそのまま寝たが、普通の人では寝られないような状況だったと思う。
朝、4時50分頃、目が覚める。腰が痛い。
あがつ夫妻達も到着!しかし、車を置くスペースがなく、さらに1キロくらいしたの道路に車を置く。
5時32分、登頂開始。
須走口の特徴は6合目までは樹林帯があるということある。勿論、五合目でもメジャーな富士宮口や河口湖口より400メートル低いからである。
この合目というのは富士山の場合、まったくあてはまらない。
ただ山小屋が多いので、お金をだせば、水、食料が入るので、軽い荷物でも行ける。但し、とんでもない値段だが・・!
私はこのようなところにお金をかけたくないので、すべて持って行く。いつもザックの大きさの選択と予備食料まで含めて、どれくらいを持って行くかが、考えどころである。
この写真が有名な砂走りである。須走口は登山道と下山道が分かれている。
六合目の山小屋にいたビーグルのハナちゃん。
六合目以上はがれきだけである。
富士登山の面白くないところは、2400メートル以上は草花、木がまったくないというところである。すべりやすく、登りづらいし、砂ぼこりで嫌になる。
森林限界の花である。
この太陽館は世界で最悪と言われている富士登山小屋の中でも食事が良いと言うことで有名であるが・・・・・!それはあくまでも富士山の中と言うことで。
友人が山頂の山小屋に一泊したが、朝食はごはんにふりかけだったらしい。
今回の山登りはあがつ夫妻(今年の夏は沢登り主体だったという体力もテクニックもある二人、奥さんはニセコでガイドをしていた。)とTさん夫妻(ともに北海道出身、本格的な山登りは初めて)だったので、ゆっくりと登った。
結果的には誰も高山病にならなかったようだ。
8合目をすぎるあたりから倒れている人が多くなる。
8合目からは河口湖口からも登山道が一緒になるので、息切れしている人と人数から渋滞になる。
私は酸素摂取能力が若い頃からトップクラスの数値を出していたので、12年前に登ったときは、「このおじさん、どうなってんの??」と言われるほど、9合目から、人の脇をすりぬけ、かなりの早さで上がることができた。
今回も試してみた。勿論、混んでいるので、立ち止まることもあったが、グイグイあがった。
他の4人より20分は早く着いた。
寝込んでいる人も多い。
そしてお鉢周りをした。
そこで倒れている人もいます。
富士山山頂火口も風化しています。
日本最高地です。
今回の山登りは普段の単独行と違って楽しかったです。いつもはまさに訓練、心拍数を一定以上に下げないことを気にしながら、汗だらだらで登っています。
今回は、気温も高くなく、風もあまりない絶好のコンディションでした。
15時 いよいよ下山、砂ぼこりとの戦いです。
この砂ぼこり、富士登山がいやな理由の一つです。
マスクをつけました。息苦しいですが、仕方がありません。
ゆっくりとのぼり7時間、おはち巡りをして、山頂に2時間半、そして下山に2時間半・・・!
砂走りがあるので、早く降りられるのですが、私は苦手です。
ともかく安全に下山することができました。ただ2回、転んで手をつきました。
そして近くの温泉に入って、解散!
帰宅後はさすがにミクシーもできず、爆睡しました。
足も疲れていませんが、腰が痛いです。これは車の中の凸凹で寝たせいです。
これからトレーニングとプールに行って、体を調整してきます。
追伸
あがつ夫妻は言うまでもなく、Tさん夫妻も基本的体力がある方達で、高山病にもならず、またとても会話も楽しく、みんなで登ると、こんなに山は楽しいというのが実感でした。誘ってくれてありがとうございました。
また富士山以外の山に行きましょう!


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