今日の朝のお散歩で車椅子(バギー)に乗っているダル太郎君オス、7才に会いました。
親がシェルティの雑種だったようです。飼われていた工場は倒産、夜逃げ、そこにエサだけをあげに行っていた方が、このおばあちゃんの家に連れてきたそうです。
ところがこのわんちゃんはまもなく9頭子供を産んだそうですが、その町工場ではただ飼っていただけで、ずっと近親交配がなされていたとか・・・!
4頭は死産、1頭はお腹の部分の皮膚が無かったそうです。
この方は1ヶ月面倒を見られ、皮膚を引っ張る手術もなさったそうですが、獣医さんから安楽死を選択するように言われました。
その後、4頭を育てられ、3頭は里親に行ったそうですが、すべてのワンコに近親交配の影響とみられる障害が起きて、2頭は返されてしまったとか。
その後も4頭の面倒を見られていたのですが、最近、1頭が肺ガンでなくなり、今は障害のある3頭を育てられています。
持ち込んだ方ともトラブルがあったそうですが・・・・!
でもこの方は莫大な医療費をだされているようです。
このダル太郎君(ダルメシアンのような模様があったとか)は両足に障害があり、日大の大学病院で骨を切り、腱や筋肉を縫い合わせるという大手術をしたとか。
今日までお会いしたことがなかったのは、家の隣、300坪を借りて、運動場にされていたようですが、宅地として11分割されたために、4月からバギーに乗せて、1頭ずつ散歩されているとか。
本当に頭が下がります。障害を持つ子犬はすべて処分するとHPで公言しているブリーダーさんもおられて、唖然としたこともありますが、この方のように一生懸命に働かれて、ワンちゃんにすべてをつぎ込んでいるかたもおられます。
ワンコを置いて夜逃げした町工場の人、そしてエサをやりに行っていたものの、この方に面倒を見ると言って丸投げして、そのまま・・・という方。
今日はこの方とお話しできてとても良かったです。
ラッキーはとてもダル太郎君がお気に入りのようでした。
うちのワンズはとてもふれんどりーなので、とても助かりますし、このおばあちゃんに「たくさんのワンちゃんとお友達になれて良かったね。」と言ってくださり、とても嬉しかったです。


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