昨日の答えは水分調整です。
といっても全国さくらんぼ普及会の理論では7月、8月。
葉がしおれるまで水を与えません。しおれたら水をたっぷりやります。
しかし、この時期は暑く、直射日光も強いので、一歩間違えれば枯れます。
実際に2週間北海道へ行っている間に、子供に水やりをさせていましたが、同じ条件でブルーベリーも水を制限した為に枯れました。
ブルーベリーはたくさんの水と酸性土壌が必要です。
枯れる寸前まで水をやらないということは、木に生命の危機感を与えます。そして骨粉(リン酸)を与えます。
窒素肥料は木を大きくしますので、過多は結実しにくくなります。
鉢植えだと水分調整と肥料調整がしやすいという訳です。地植だと根が遠くまで伸びてしまうので、他の植物の窒素肥料も取り入れる可能性がありますし、枯れる寸前まで水を制限すると言うことは難しいです。
そして鉢植えのもう一つの利点は雨が当たらないところに移動できるということです。熟してきたさくらんぼは散水の水がかかっただけで、裂果してしまいます。
地植だと雨対策に大きなシートをかけざるを得ません。
手間暇がかかるので、赤いダイアモンドと言われる所以です。
だから、果実としてはとても高価になるです。最近はサクランボどろぼうがよくニュースになりますよね。
写真はますます赤みを増してきたサクランボ(高砂)です。
追伸
鳥が狙っていますよね・・・。鳥は私たちが食べて美味しいと感じる2〜3日前に食べに来るようです。
さらに追伸
昨日のLOVE-lena さんからのコメントに対する答えです。
<<ちなみにハーブ類は生命力が強いですよね。実はこれも問題になります。(爆)
ヨーロッパの中世は暗黒時代とも言われることがありました。それは宗教戦争、魔女狩り・・・飢饉、そして黒死病(ペスト)です。多くの方が亡くなりました。
しかし、この黒死病にかかりにくい職業の人がいました。それは花屋さんでした・・・・・。
何故でしょう??? これも答えは明日ということで! >>
この答えは、昔の花屋さんというのはハーブを扱っていたと言うことです。冷蔵庫がないので、肉の腐敗や臭いを消すために胡椒が求められていました。当然、他のハーブ類も!
このハーブによって、ネズミのノミ(ペストの媒介動物)を寄せ付けなかったり、ハーブをお茶や食べ物として摂取して、体の抵抗力が高まったために、ペストにかかりにくかったとも言われています。
写真はますます赤くなったサクランボ!
サマーカットしたイングリッシュコッカーのミル君!
ポインターになっています。


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