昨日の教育再生会議の第一次答申はアベちゃんの意向がかなり働いているようで、まず結論ありきの見え見えの答申のようです。
今朝の毎日新聞でも「迷走」「議論生煮え3ヶ月」「朝令暮改」「現場から不満続出」とか書かれていました。また文科省の高官も「現実味が乏しい」とか言っているようです。
なぜか教育再生会議で昨年のNHK紅白歌合戦のDJ・OZMAのボディスーツの映像が使われたようです。
会議としてはモラルの低下を示すために映像を使ったようですが、まさに茶番劇ですね。
昨日のインタビューで誰かが、喜々として「このとおりやれば、教育は再生します・」とか言っていましたが・・・・、現場の教員で、この答申案に両手を挙げて賛成している奴がいるなら、まさに不適格教員だと思いますよ。(爆笑)
教員は日本に100万人以上いるそうですから、日本の人口の1%ですよね。昨日の答申でも不適格教員というのを教育再生のスケープゴートにしているようですが、私は同僚で不適格だと思った人は幸い、1人しかいません。私が出会った教員数からいえば、その率は0.2%でしょうか。(苦笑)
とにかく、教育改革が本質を離れて、政争の道具になっていることは確かです。アベちゃんは票に結びつくような事をやっています。脱線も良いところだと思います。
追伸
文科省からいじめ3要件削除、いじめ定義の見直すらしい。
1)一方的 2)継続的 3)深刻な・・・
驚くことにいじめの定義はこの3つが当てはまらないといじめでないと判断する事例が各地であった・・・。
文科省流のこの3つの定義は初めて聞きましたし、正直、こんな事を言っていたとは・・・・呆れました。
文科省の指示のもとに教育委員会から調査が来ますが、判断できないようなアンケート項目があることもめずらしいことではありません。そんなときは推測でしか書くことができないのです。それが堂々と真実の数値として扱われていますから・・・・。
少年の犯罪件数などの調査も生徒数の増減など一切考慮されていない場合もあり、%提示の数字は????と感じることも多いです。

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