アルバム追加 クリの旅4 脱出
http://photos.yahoo.co.jp/kuri1224
午後7時過ぎに無事、帰宅しました。
7日の朝、起きたら、吹雪は収まっていましたが、北海道としてはこの時期、珍しい湿雪、それも60cmでした。長靴を履いて歩きましたが、膝上までもぐるほどでした。これがドラマ「優しい時間」で言われていたという爆弾低気圧・・・・!
着雪した重い雪の為に、停電となり、ストーブが止まりました。恐ろしい・・・・!私の宿泊していたところは、断熱材がきちんと入っているので、室温が8度くらいでしたが、断熱材が入っていない昔ながら家では、ストーブが止まれば、あっというまに外気温と同じになります。
オール電化の家も困ります。たるきぃとなの母屋は薪ストーブでしたので、大丈夫だったのですが、水は井戸水です。モーターが止まり、水がでなくなりました。
とりあえず、朝食を取り、ご主人、奥さん、娘さん、お友達、そして私の5人で除雪を始めました。ご主人と私はスノーシューを履いて、私の車のある300メートルぐらい離れた所に行きました。とにかく、行くのも大変でした・・・。暴風雪のために、至る所で木が折れていました。
10時から12時まで、二人で町道のあるところまで、除雪しました。人力では二人でも5メートル×5メートルの除雪がやっとでした。
とりあえず、たるきぃとなに戻り、私は荷物をまとめました。その後、食事もせずに様子を見に行くと、もう一軒の家までは除雪が入っていましたが、たるきぃとなまでは手が回らない様子・・・!12時30分頃、友人に除雪依頼をしました。
友人が除雪機とママさんダンプと呼ばれている除雪用の用具を持ってきてくれました。
1時50分より、友人と二人で200メートル×2メートルの除雪を開始、なんとか4時には、車がだせるまでになりました。さっそく荷物を例のアルミ製タンカに積み込み、まるで「北の国から」を実演しているような風景で、車まで行きました。電気は午後1時頃、落合では回復したようです。
フェリー会社に電話をしてみると、荒天の為、フェリーの入港が遅れて、出発時間が大幅に遅れていました。午後9時頃の出航ということ、早速、出発致しました。
トマムを抜けようとしたら道は閉鎖していましたので、国道で日高を目指しました。友人宅のある幾寅はまだ停電中でした。
日高峠はアイスバーンのつるつる状態、その後、鵡川町の大豊寿司さんにより、夕食!そこから苫小牧の高速道路はものすごい横風の暴風雪、かなり厳しい状況の運転でした。そして8時に港に着き、ギリギリセーフでフェリーに乗り込みました。
午後7時過ぎに帰宅しました。
それにしても、この爆弾低気圧・・・12年の正月越しで、2年に1度は経験があります。以前は飛行機で来ることが多かったので、千歳で足止めと言うこともありました。
6時間近くの除雪・・・・、そして3時間にわたる緊張の連続運転!良い経験になりました。自分の体力と頑丈さに乾杯!
番外編
ちなみに、日記には書きませんでしたが、1月2日のスキーで、スピードを出しすぎ、ギャップで吹っ飛び、頭から雪面に突き刺さりました。その時、首がゴキッとなりました・・・。
翌日は首が回りませんでしたが、スキー・・・、そして、脇腹の痛み、体を起こすのが大変でした。スキーはなんとかできましたというか、普通にやりました。
4日に車のバックで首がまわらず、白樺の木に車をぶつけました。(笑)
6日に行きつけの中国足心道に行くと、私は先生に何も言いませんでしたが、その先生は足裏の診断から、首の傷害と脇腹の強打を即座に診断しました。
(この先生は2年半前の膝の強打による膝血症で、ほとんど歩けなかった私を一回の治療で普通に歩けるようにした方です。)
この先生が言うには、普通の人なら起きられないし、首のコルセットをして、入院している状態だとも言われました。確かに首も脇腹も咳をしただけで、かなり痛みましたが・・・!
まさに頑丈な体だと言われ・・・・!
6時間の除雪で飲んだのはオレンジジュース1杯だけでした。でも、予約してあるフェリーに乗れないといつ予約をとれるか分からないので、必死に除雪しました。
今はいつのまにか、脇腹の痛みが消えましたが、フェリーの枕が良くなかったのか、首が今ひとつですね。
というわけで、アルバムに「脱出」を追加しました。
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