飯島真理 / I'M NOT IN LOVE
リミックス作業を再開した。
ピアノの音程が僅かに合っておらず、ホンキートンクの様な音となって不協和音に響く事が昨日気になっていた為、昨日完成したベスト・ミックスの音程を変えてみる事とした。
しかし、音程を変えるという事は、現在のコーラスの印象を大きく変える可能性もあり、かなり冒険だと思ったが、試してみる価値はあるだろう。
数回確認した所、飯島真理側の音程が使用機材の数値上では0.2高いという事が判り、これを0.2下げたミックスを製作し、同時再生を試みた。
ピアノの音程は一致し、不協和音は解消された。
懸念していたコーラスへの影響は無く、本日完成した物を再度ファイナル・ミックスとする事とした。
元々弦楽器や人声のコーラスは、例え楽譜が有ったとしても複数の人間が発する事からその音程は完全に一致していない。
しかし、それが音の厚みという効果となって現れる為、本作も現時点のミックスがベストと言えるであろう。(ジョージ・マーティン・談)

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