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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2016/9/16 | 投稿者: komori

 メカニカルの次はメタリック。これも先の「MECHANICAL HEART」同様で、冷気的なイメージが念頭にあり、書いた曲。四つ打ちだし、3rd『ハレルヤ』収録の「街の灯」の延長線上でもあるかな。ディスコの狂騒のあとの醒めた雰囲気、というのを、ディスコビートそのもので表現するってのは、機会あればこの先も挑戦していきたいとも思っている。

 はじめ、アルバムのタイトルは「METALLIC DREAM」にしようかなとも思っていた。鉱物が描く、夢。冷たく無機的ながら、ただそこに在るということ、実存、物質としての人間の器官、または楽器、また物理的現象としての音それ自体の実存。それらが描く静的な、夢。

 サイレントサンライズって、結局繋がってるかな。

 遊佐のみにヴォーカルをとらせたのは、自分の中ではPerfumeや相対性理論を意識してたからなんだけど…どうなのかな(笑)。
 
 個人的にアルバムで一番気に入ってる曲。



いよいよ明日は東京レコ発。
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2016/9/15 | 投稿者: komori

 今作、全編を通してそうなんですが、前作が「熱」だとしたら、「冷気」な部分を表現したかった。前作の反動でしょうかね。人間の、覚めた部分というか、俯瞰的な冷たさとか、そういうの、h
 
やっぱり自分はレディオヘッドで言えば『キッドA』が調度リアルタイム思春期世代なもんで、ロックにのめり込んだ矢先に、一番信頼しれいたロッカーに裏切りを宣告されたというか、ロックの死をはなっか大々的に見せ付けられてしまって、それ若気の至りで妄信してしまって、それらを乗り越えての今に至るのです。

 でも、やっぱり、未だに人間の負の感情、裏切りだとか、蔑みだとか、そういうものが自分の創作の原点になってるの。ブランキーの「ディズニーランドへ」とか、大好きなんだ。

 この曲は、ひどいことうたってるな、とも、思う。でも、大概はこの社会はインプットされたことばの羅列や、インストールされた表情に、常日頃満ちているのではないか、とは、もう物心ついた時分からずっと思っていること。
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2016/9/14 | 投稿者: komori

 一応、本作のリード曲になるのかな。正直、今回はどれがリード曲でもよかったんだけれど、最初の間口としてPV作るなら、これかな、と。PVは撮影編集の白岩君が素晴らしい仕事をしてくれました。

 そもそも「水瓶座の時代」って、と疑問に思われる方はここに記すと長くなるので、興味あったらググってみて下さい。端的に言えば、新しい時代、っていうとあまりにも安直だけれど、第二次大戦後のアメリカを主として世界各地で同時多発的に起こった、カウンターカルチャー、ヒッピーカルチャーやニューエイジ思想と言われる運動の中での、それまでの近代的物質文明から、より精神的な人類の進歩というか、そういう風潮の中で使われていたワードである。

 それにしても、星座って面白いよね。水瓶座とか、天秤座とか、生き物じゃないじゃないですか。他は生物なのにね、なんでこれらだけ紛れこんできたのかな、と。古代の人が星の繋ぎをそう見立てたのだからしょうがないか。


 でも、その水瓶座の時代、ってことばの使われ方は、「水」という、かたちなく流動するイメージと合致する。

 僕らの行いとは、音楽っていう水瓶に、新しい水を注ぎ続ける行為なのかもしれないな。



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2016/9/13 | 投稿者: komori

 アルバムタイトルを関する曲でもあり、曲順の真ん中に据えたのも、核のようなものにしたかったから。

 一時期サイレント映画にはまっていた時期がある。サイレント作品の魅力的なところは、ことばがないが故の役者が表情や身振り、手振りに注ぐ演技力の素晴らしさだ。その昔かのチャップリンがトーキー映画が登場した時それを嘆いたその理由が、映画とはことばがないからこそ、万国に共通に伝わるものだ、と当初考えていたというのも、頷ける話。ことばは伝達であると同時に、時に暴力そのものにもなる。世界の事象のひとつひとつに名前がつけられるということは、そういうことなのだ。

 詩人とは常にその事態と闘ってことばを紡がなければいけない存在でなければならに、と、常に歌詞を書くときは思うけれど、だけど音楽におけることばとは、もっと流動的なもので、最早意味じゃなくていいんだろうと、強度だけがそこに込められればいいんだと、そう思いながら、曲を書いている。


 多弁は避けよう。作品は、何も語らない方が、よい。



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2016/9/12 | 投稿者: komori


 なんてことはない、特筆すべきところのない楽曲だと思う。だけれども、こういう楽曲こそが壊れかけのテープレコーダーズの真髄とも言えるのかもしれない、もしかしたら。

 男女ヴォーカルが過不足なく織り交じり、でいて、やっぱり、メロディー、ああ、そうだ、結局は自分はメロディーが好きなんだなあと思うし、メロディーを作り出したいんだとも思う。

 そういう意味では、この曲は何らそれまで僕らが試してきたものから逸脱するような方法論は何もしていないかもだけれど、でも、それでいいんだとも思う。

 僕らはなんせアフター・ザ・ゴールド・ラッシュの更に遥か先の時代を生きているわけだし。

 夢は、とうの昔に、終わったんだよ。

 その、果てに残るもの。

 それだけをずっと考えていよ。
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