フジロック2014参戦後記
2014/7/31 | 投稿者: komori
毎年恒例、夏の風物詩、今年も行って参りました、フジロック。
忘れないうちに色々と思い出をここに記しておこうと思います。下記、取り分け強く印象に残ったアクトを。
1日目
■ROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA
フジロックならではのスペシャルセッション。昨年も観たけど、やっぱり最高。3日間の幕開けに相応しいアクト。CHABOのうたう「雨上がりの夜空に」にのっけから涙腺緩まされました。
■MIYAVI
個人的に今年最大の収穫。噂には度々聞いていたがここまでとんでもないとは。ルックスから先入観持ってる人は今すぐそんなものは捨てて観るべき。こんなにギター巧い人間が世界に存在するとは。ギターの巧さってのは、速弾きよりも、リズム感、だと思った。この人、マシーンかと。
■大森靖子
色んな想いが込み上げ感極まって、気が付いたら最後の「PINK」で号泣していた。素晴らしいステージだったよ。今度は、ピントカで出よう。
■大友良英スペシャルビッグバンド・フェスティバルFUKUSHIMA!オールスターズ大盆踊り大会
オレンジコートに集まった数千人?の知らない人間同士が互いに手を繋ぎ合い、輪をつくり、盆踊りを踊っている。この光景の美しさをなんと言葉で形容すればよいのでしょう。
■THE ORB
今年は根性で起きて念願のオールナイトフジに参戦。オーブもっとチルっぽい感じで攻めてくるかと思いきや、予想以上に攻撃的だった。ドープな低音がドラッギーな心地良さ。
2日目
■DAMON ALBARN
ブラーとはやっぱり違うよね。デーモンにはデーモンなりの探究心があるんだなあ、と。やっぱり曲は「シンクタンク」期のブラーの流れを含んでる。この人の音楽を聴いていると、広大な音楽世界地図を眺めているかのよう。
■MANIC STREET PREACHERS
友人知人は皆アーケイド・ファイア に行ってしまっていたようだけど、男はマニックスよ。マニックスってどんなバンドなんだろ。パンクでもないいし、グランジでもない。ハードロック、グラムロックって呼称も、なんか違和感ある。ただの、普通の、ロックなんだよね。形容なきロック。至極単純なその事実こそが、たまらなくロック。1曲目から「モーターサイクル・エンプティネス」やって、昇天。
3日目
■OGRE YOU ASSHOLE
この1、2年の間に心底ファンになり、もう何度も観てるけど、今まで観た中でも相当なベストライヴだったなあ。現在日本で最も先進的な音楽をやっているグループだと思う。贅沢を言えば、夜に観たかったなあ。照明、VJ、ガンガン使って。次回はホワイトのトリ望む。
■ザ・ルースターズ
今年はルースターズを観に来たと言っても過言ではないよ。2014年、まさかオリジナルルースターズが苗場で観れるなんて!日本が世界に誇る唯一無二のオリジナルロックンロールバンド。四半世紀以上の時を経ても全く色褪せない楽曲群。本当に最高。一生その背を追いかけ続けたい。
■THE FLAMING LIPS
夢のようだった。いつまでも子供のような純粋な心を持っている人間だけが奏でられる音楽。その音は優しく、そして儚い。放たれた音はやがて物理的現象としてのそれは消失するように、誰もがやがてその少年期の終わりを迎えることを悟っているかのように、儚い。が、故に、美しい。それはリップスがそれら刹那的なものの中に内在する永遠を信じているから。
1日目、大森靖子は「音楽は魔法ではない」「でも音楽は…」とうたった。その「…」の部分。音楽は魔法ではないのかもしれない。でもリップスの音楽は、魔法に似た、何かだった。
■THE POGUES
ルースターズと同じ感想だね。まさかこの2014年、苗場でまたポーグスが観れるとは。シェインは何もかもがボロボロのダメダメだったけど、なんだろね、あの愛くるしいキャラクターは。
ポーグスがなぜパンクの枠組みで語られるか、やっと分かったよ。シェインの歌は弱き者のためのうたなんだ。社会の片隅に追いやられた者たちへのうたなんだ。
ポーグス、もう観れないかもしれないなあ。シェインは来年生きているのかな。でも、今年観れて本当に良かった。3日間のベストアクトはポーグスかもしれない。最高の、クロージングだったよ。
以上。来年こそ再び出演者で行くぞ!!!
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忘れないうちに色々と思い出をここに記しておこうと思います。下記、取り分け強く印象に残ったアクトを。
1日目
■ROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA
フジロックならではのスペシャルセッション。昨年も観たけど、やっぱり最高。3日間の幕開けに相応しいアクト。CHABOのうたう「雨上がりの夜空に」にのっけから涙腺緩まされました。
■MIYAVI
個人的に今年最大の収穫。噂には度々聞いていたがここまでとんでもないとは。ルックスから先入観持ってる人は今すぐそんなものは捨てて観るべき。こんなにギター巧い人間が世界に存在するとは。ギターの巧さってのは、速弾きよりも、リズム感、だと思った。この人、マシーンかと。
■大森靖子
色んな想いが込み上げ感極まって、気が付いたら最後の「PINK」で号泣していた。素晴らしいステージだったよ。今度は、ピントカで出よう。
■大友良英スペシャルビッグバンド・フェスティバルFUKUSHIMA!オールスターズ大盆踊り大会
オレンジコートに集まった数千人?の知らない人間同士が互いに手を繋ぎ合い、輪をつくり、盆踊りを踊っている。この光景の美しさをなんと言葉で形容すればよいのでしょう。
■THE ORB
今年は根性で起きて念願のオールナイトフジに参戦。オーブもっとチルっぽい感じで攻めてくるかと思いきや、予想以上に攻撃的だった。ドープな低音がドラッギーな心地良さ。
2日目
■DAMON ALBARN
ブラーとはやっぱり違うよね。デーモンにはデーモンなりの探究心があるんだなあ、と。やっぱり曲は「シンクタンク」期のブラーの流れを含んでる。この人の音楽を聴いていると、広大な音楽世界地図を眺めているかのよう。
■MANIC STREET PREACHERS
友人知人は皆アーケイド・ファイア に行ってしまっていたようだけど、男はマニックスよ。マニックスってどんなバンドなんだろ。パンクでもないいし、グランジでもない。ハードロック、グラムロックって呼称も、なんか違和感ある。ただの、普通の、ロックなんだよね。形容なきロック。至極単純なその事実こそが、たまらなくロック。1曲目から「モーターサイクル・エンプティネス」やって、昇天。
3日目
■OGRE YOU ASSHOLE
この1、2年の間に心底ファンになり、もう何度も観てるけど、今まで観た中でも相当なベストライヴだったなあ。現在日本で最も先進的な音楽をやっているグループだと思う。贅沢を言えば、夜に観たかったなあ。照明、VJ、ガンガン使って。次回はホワイトのトリ望む。
■ザ・ルースターズ
今年はルースターズを観に来たと言っても過言ではないよ。2014年、まさかオリジナルルースターズが苗場で観れるなんて!日本が世界に誇る唯一無二のオリジナルロックンロールバンド。四半世紀以上の時を経ても全く色褪せない楽曲群。本当に最高。一生その背を追いかけ続けたい。
■THE FLAMING LIPS
夢のようだった。いつまでも子供のような純粋な心を持っている人間だけが奏でられる音楽。その音は優しく、そして儚い。放たれた音はやがて物理的現象としてのそれは消失するように、誰もがやがてその少年期の終わりを迎えることを悟っているかのように、儚い。が、故に、美しい。それはリップスがそれら刹那的なものの中に内在する永遠を信じているから。
1日目、大森靖子は「音楽は魔法ではない」「でも音楽は…」とうたった。その「…」の部分。音楽は魔法ではないのかもしれない。でもリップスの音楽は、魔法に似た、何かだった。
■THE POGUES
ルースターズと同じ感想だね。まさかこの2014年、苗場でまたポーグスが観れるとは。シェインは何もかもがボロボロのダメダメだったけど、なんだろね、あの愛くるしいキャラクターは。
ポーグスがなぜパンクの枠組みで語られるか、やっと分かったよ。シェインの歌は弱き者のためのうたなんだ。社会の片隅に追いやられた者たちへのうたなんだ。
ポーグス、もう観れないかもしれないなあ。シェインは来年生きているのかな。でも、今年観れて本当に良かった。3日間のベストアクトはポーグスかもしれない。最高の、クロージングだったよ。
以上。来年こそ再び出演者で行くぞ!!!


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