2014/11/5 | 投稿者: komori
この、音楽の茨の道を歩んでなければ、苦悩も葛藤もなかった人生だったのではないか、と、時折思うことがあるが、そこからまた己を明るみに連れ戻してくれるのは、結局音楽でしかなく、これがカルマか、と思いつつも、結局はどうしようもなく愛おしいそれを、手放せず、全身全霊で吸い込み、最後にはやっぱり笑みがこぼれる。10月で29歳になった。いくつになっても、変わらない、馬鹿だな、と思いつつも、そんな単純極まりない衝動にだけ突き動かされている。10月31日、またひとつの季節の変わり目の晩に浴びた音達のことを想う。オールナイトの壊れかけ企画は最高だった。まだやれる、という不確かながらの強い手応えを覚えた夜だった。ライヴハウスシーンはまだ可能性が充満している。そして、その前にピンクトカレフで出たLOFTでのMO’SOME TONEBENDEREのライヴ、アンコールの最後にやったのは「未来は今」という曲、高校生の頃、大好きだった曲だ。轟音を全身に浴びながら、ふつふつと湧き上がる感情が抑えきれず、自然と涙がこぼれてきた。ああ、「未来」は「今」だったんだと、ふと思った。あの時の未来は、今だった。ならば今現在の憧れを、未来を、再び「今」と呼べる日まで闘い続けよう。道程は険しく、そして長い。
またひとつ、音楽に救われた。ありがとう。
この映像、高校時代死ぬほど観た!
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またひとつ、音楽に救われた。ありがとう。
この映像、高校時代死ぬほど観た!
