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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2013/8/21 | 投稿者: komori

8/20火曜は渋谷WWWに下山の企画「BUG ME TENDER」を観に行った。素晴らしいイベントだった!テニスコーツと青葉市子さんの静かなガットギターの調べと、メルツバウの地獄のノイズとを、見事に下山が繋いだね。テニスの繊細な音に耳を傾ける時、その中にとてつもなく大きな轟音を見出すのと同じように、メルツバウの轟音に感じる静寂。その調度中間地点にこの日の下山はいた気がしたな。恐るべき触れ幅を持ったバンドだなあ、やぱっり。

ズボンズの「最後の」ライヴのアナウンスがされた。ムーさんが抜けた時の時点で、何となく来るべきこういう日を予測はしてたんだけれども、ドンさんの不屈のバイタリティーは、そういった苦難をも跳ね除けてしまうのではないかと、心のどこかで望んでいた。ケラケラとまた高らかに笑い、またライヴハウスで出逢えるのだろうと思っていた。だけれども、現実はこういった形で訪れた。ドンさん本人、ズボンズのメンバーにとっては、とてつもなく重い決断に違いないのだけれど、一ファンとしては、その告知ツイートは、余りにもあっけないものだった。すみません、ドンさん、語弊があるかもしれないけど、僕は、正直悲しいです。

もう、わけわからん。マヒト君がMCで東京来て1年経ち、全くわけわからん、って再三言ってたけど、僕の場合東京云々じゃないけど、世界、わけわからん。当事者だけの責任、問題じゃないだろ、と。取り巻く世界よ、わけわからんぞ、全くもって。僕は未だズボンズとブッチャーズのライヴがもう観れない世界の意味が全くもってよくわからん。
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2013/8/21 | 投稿者: komori

日曜日はshow boatで割礼宍戸さんソロとsakanaを観た。sakana実はライヴをちゃんと観るのははじめて。CDではずっと昔からファンだったんだけど、なぜかライヴを観に行くタイミングを逃し続けていた。ポコペンさんのうたは勿論、西脇さんのうたうギター、良かったなあ。ギターで、ギター以外の無数の楽器の役割を果たしてるような気がした。この2人編成で十分なんだなと思った。ひとつの楽器が、その楽器以外の何か別の楽器でもある、という可能性はとても重要なんだと思う。例えば、ストーンズにおけるキースのギターってもうひとつのドラムみたいなものだと思っている。そうするとチャーリーのドラムはドラムであると同時に、もうひと要素別種の何かをひそめたものに聴こえてきたりもする。

壊れかけでまた新曲を作っている。当初モータウン調のものを僕は想定していたのだが、バンドでアレンジしていくうちにTHE WHO的なロックの方向へとシフトしてきている。そういった過程を経てはじめて、フーやスモール・フェイセズ、ジャム等がソウルやR&Bを聴き、ああいった音楽に自分等が辿り着いたか、その気持ちが分かった気がした。ある形成された音楽(ここではあえてジャンルとでも呼ぼうか)が、その元来の出自となるコンテクストを越えて、別のコンテクストに移動される時、それははじめは模倣やコピーに過ぎないのであろうが、やがてその移行されたコンテクストが要求する形へと形成される。この混血性というものは悪く言えば土着性の排除なのだけれど、良い意味で言うとコスモポリタンな性質とも言えるんだよね。ロックミュージックの歴史の面白いところは、その発生から有史上ずっとそういう異種混合の葛藤を続けてるんだよね。それは21世紀になった今でもまだ過程の段階にある。と、そう僕は信じている、可能性を求めているから、面白いのです、ロックが。
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