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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2012/2/7 | 投稿者: komori

気持ちが落胆しているのかな。特に、ライヴ前は、ここ最近ずっと怯えていることが多い。ピンクトカレフの時は、まだいいのかな。壊れかけのテープレコーダーズのライヴの前は、一人で、喫茶店で、逃げ隠れるようにひっそりと、じっとしている。

そういう時、ツアー先の喫茶店ってのは、いいもんだ。知らない街に放り出されることは、ふとはじまりの気持ちを取り戻させてくれて、安堵感がある。悲観が逆転した、一周した上での、安堵とでも言おうか。見知らぬ街、見知らぬ人々、自分もまた、誰もお前のことなど知らない。その鬱屈とした卑屈さもまた、つまらない自尊心。

風景を歌いたい、と、時々思う。
映画を撮るなら、ロードムービーがいいな、とふと思う。

何も起こりはしないし、すべては既に起こっているから、説明の仕様がないじゃない。

札幌のミスドで、一曲書けたんだ。懇親の一曲だと思う。正月、富士山を見に行った翌日にも、西荻のドトールで一曲、今年は出来ている。どちらも悲しい歌だと思う。悲しいって何だろう。毛皮のマリーズのラストアルバムは悲しいアルバムだったし、シロップ16gの最後のも、そうだった。そして、どちらも笑えた。乾いた笑い。湿りも陰湿さも帯びない、からっと響く、笑み。感嘆でも感傷でもない。

どちらの曲も、まだ今は人前で歌ったり、バンドで演奏したりしたくはないかな。歌は恐ろしい。意志に先立って、歌があると僕が妄信しているのは、実際歌が描くように最期を辿った連中が世に蔓延ってるからだ。

それがロックドリームなら、なんてちっぽけで、つまらない。

冒頭に書いた、怯えてるっていうのは、こういうロックの欺瞞のぬるま湯に、ただ浸かりたくて浸かってるだけなのかもしれない。


ライヴは非常に楽しくやっております。
先週ピンクトカレフ名古屋、壊れかけ大阪、
どちらとも楽しく出来た。ツアー大好き。

大阪から帰ってきた朝、母方のおばあちゃんが亡くなった知らせ。
明日、日立へ帰る。

よく分からない。

1年前、調度「箱舟」のレコ発のその日に、
父方のおじいちゃんが亡くなった。

加地さんが亡くなってからも1年経つ。加地さんが既にこの世にいない時に、大森靖子とはじめて話して、互いに加地さんの話で盛り上がったっけ。

やっぱり、死は、いやだよ。
この気持ちは、埋めようがないよ。

大切な人達が、いつまでも健やかでいて欲しい。

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