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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2011/12/25 | 投稿者: komori

小学3年生までサンタクロースの存在を信じていた。信じる?それならば今でも、未だに、全ての夢、幻、紛い物が夢、幻、紛い物であり続けることを信じているが。とにかく結構遅くまで、本気で信じてたんだと思う。何故なら毎年クリスマスの日に朝起きるとプレゼントがあった、から。小学2年の時に分厚い「日本語で」書かれた辞典的な本を貰った時は、子供ながらに「?」と、覚えた。

調度、小学2年まで海外に住んでいた。話題のタイだよ。で、3年で帰国した。この期間に、自分の中で、子供ながらに覚えた、大きな断絶がある。そんな気がしている。今となってはその感触は忘れてしまったけれど。

そうだ、クリスマスの話に話題を戻そう。クリスマスの風習とか、まあタイ仏教だけどさ、そういう祝祭に纏わる関心てのは、やっぱり僕の地元は田舎町だったから、大都会バンコクはギラギラに着飾った夜だったから、だから、そのギャップってのは当然あってしかたなかったと思うんだけど、日本に帰ってきて、周りの友達誰もサンタクロースなんて信じてなかったのね。で、いじめられた。

多分それでべそかいて帰ってきたんだと思う。家に。そこで母親にサンタクロースの存在の有無を尋ねたんだと思う。だって昨年まで、自分が身を以ってして実証してるじゃん、って確信があったから。

でもね、その日にすべて明かされたのね。
サンタクロースじゃない、すべてお母さんがあげてたんだよ、って。

やっぱり僕の母親は偉大だと思う。
僕はこんなふうには、言えない、きっと。

あの日、母親も多分泣いていたと思う、記憶の片鱗の情景。


大人になるってことは、こうやって明かされることを、受け入れることなんだろうけれど、だからって全てを分かったかのように、悟りきったかのように、説明し、ことばのもとに平伏させ、懐古と感傷で経年を語る奴、お前等何なの?

僕には時間なんて経っちゃいないよ。懐かしむ過去よりも、未来の事を想い続けてる。例えこれから出会う新たな、そのすべてがニセモノでも構わない。ニセモノはニセモノだろ。いつか暴かれ、明かされ、曝され、消えるんだろ。その時までの儚き命と知り、必死に輝き続けようとするならば、僕はその反義としての秩序立てて権威ぶった本物よりも、ニセモノを愛するよ。そしていつもこう思う。ほんとのことは、そういった二元論ではない、ということを、きっとずっと歌い続けてるし、こころに留めている。

表の裏が、裏にとっては表であるだろうよと主張する世界。

何を言っている?

寒い。寒くて思考が停止している。布団に包まってばかりいる。
だから振り絞って何か書いてみたら、こんな話。
君はどんなニセモノを信じますか。

寒い。
サンタさん、願わくば僕の部屋の暖房のリモコンを下さい。
殆ど外気と変わらない。悴んでギターが弾けない。
毎晩コートを着て寝ている。本当につらい。寒い。

メリークリスマス。
愛をこめて。


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