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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2011/2/22 | 投稿者: komori

最近の、日記です。

2/16(水)
ブロードウェイ休館日にて仕事が休みだったにも関わらず、前日の円盤ソロライヴの打ち上げで飲み過ぎてしまい、せっかくの休みを夕方まで寝て無駄にする。しかし、打ち上げで朝まで飲むなんて久しぶりだ。壊れかけでライヴ後打ち上げることは、まずない。終電までにはすたこら皆帰る。そりゃ、月10本近いライヴ終わる度に打ち上がってちゃ、色んなもんが破綻する。

その日の夜はこりゃいかんと奮い起って、新宿Motionへ。遊佐、44O、が参加のバンド「乃田吊ユニット」のデビューギグ。ベースはクウチュウ戦由美ちゃん(男)。初ライヴとは思えぬ程、乃田さんの歌は堂々としており、とても良かった。ギター森本さんのフリーキーな中にもキラリと光るメロディーを介入させるセンスも良い。しかし、自分のバンドメンバー二人も同時に別のバンドで見るのは、変な感じだ。

この日は対バンも「僕のレテパシーズ」、「ハカラズモ!」と、サエキさんブッキングの好面子。レテパシーズ、やっぱり好きだな。ずっと知ってる古宮大志の曲、だけどバンドのアレンジにハッとさせられ、どれも初めて聴いた心地になる。「夜明け前」のアレンジが凄く良かった。

2/17(木)
浅草KURAWOODにて壊れかけライヴ。ニシジョウさんの定例イベント「NIGHT ON THE PLANET」に出演。ビーハプ水口さんより、リハ前に浅草観光行かないかと誘われていたが、諸々事情で行けず残念。salsaは行ったらしい。浅草観光と行っても、内容は勿論ラーメン観光だったようだが。

この日の自分達の演奏は、曲によって差が開き過ぎてる感があり、ちょっと散漫としていたかもしれない。一曲目、結構久々にやった「カメラを持った少女」で、思うように気持ちを持ち上げられなかった。

トリのワッツーシゾンビが、やはり素晴らしく、感動の嵐だった。そして、こんなにも真っ直ぐな歌心のあるバンドだったのか、と僭越ながら、今更気付いた。アンコールの曲、「不安だー自分が未来が不満だー」「羽ばたいてるのは有名人だけじゃない、僕だって毎日わくわくしている」(歌詞うろ覚え、確かこんな内容)と歌う谷村さんの眼差しの実直さには、涙が溢れてしまった。

MCでもちらっと言った個人的な思い入れなんだけど、僕は2005年のフジロックのルーキーステージにてワッツーシ観てなかったら、多分今頃バンドを続けてなかったと思う。大雨、外タレが集う他のステージに比べ、大して客もいない中、ワッツーシはドラムを客席に降ろし、反対に客を全員ステージに上げ(僕も)、凄まじいライヴをやった。その時観たゴールドプレイやプライマルスクリームなんかより、自分にとっては遥かにリアルなロックバンドだった。その時の気持ちを糧に、音楽を続けてこれた。

という経緯を、ワッツーシの皆さんに、やっとこの日ちゃんと伝えることが出来た。ワッツーシに救われました、と告げると 安里さん「それを聞いて僕も救われました」と返してくれたことが、嬉しかった。

帰り道は、季節外れ、夏みたいなスコールに見舞われ、ずぶ濡れ。辿り着いたらいつも雨降り、って心地で帰宅。本当、そうだよなあ。ライヴ、やる度に思う。

2/19(土)
下北沢BASEMENT BARにて壊れかけライヴ。ビーハプ。なかなか最近バンドで夜の都合が合わなくなってきたので、この日は昼練習してからの、会場入り。昼練は、どこか清々しい気持ちでやれて、いい。本当はもっと平日の昼練をメインにしたいが(スタジオ代が安いから)そう上手くもいかないんだよなあ…

この日、お隣THREEでは撃鉄のレコ発ワンマンライヴ(SOLD OUT)が行われており、開演前から長蛇の列、こっちに人来るんかいなとオロオロしていたが、最終的には結構お客さんも集い、良いイベントになった。

取り分け、テツコ→ボーイ☆ジョージ→キングヌラリヒョンへの流れが素晴らしく、各々今まで自分が見た中でもベストと呼べる素晴らしいアクトが立て続けとなり、かなりのプレッシャーに押されるかたちで、自分達の出番。

1曲目、「無人の遊園地」を約1年3ヶ月振りにライヴで演奏。一昔前は1曲目の定番にしていた、曲。ゆっくりで、地味な曲だが、わっ と世界が立ち現れる感じが気に入っていて、急に思い立ち、スタジオで数回復習して(皆見事に忘れてた)、挑む。これがなかなかどうして上手い具合にはまり、その後の曲も楽しく演奏できた。やっぱり、1曲目って大事よね。ラスト「箱舟〜」では、フロアに降り立った。

そんで、この日のトリは福岡の「THE VOTTENS」。これがまた圧巻のパフォーマンス!会場は大盛り上がりで、皆拳を突き上げる!いやあ、ここまで観客を動かすのは見事の一言に尽きる。ボットンズの何がここまで僕等を鼓舞させるのだろう。基盤にあるのはラモーンズ直系の王道(あるいはベタな)ガレージパンク。そんなサウンドに乗って、漫画から出てきたようなダメ男(失礼!誉め言葉です)4人が歌うのは、彼等の人となりそのまんまの、詩情でも文学でもない、日常の中の「くそったれ!」な感情。

ただ、こうやって考え込む前についつい「うおー」となってしまう、それがロックンロールでしょ、って、あの日ボットンズは歌ってた気がする。それは、とてもシンプルなことだと思うし、異論の余地もない。単純だけど、それはまた愛情の深さゆえに、奥ゆかしくもある。ひとつひとつの歌で描かれる主人公達は、皆カスみたいな奴だが、人情味があり、魅力的。

てな感じに前回はワッツーシ、そして今回はボットンズの直球ストレートに見事に打ちのめされた。負けんぞ!ファックユー!



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ここに居続けたいと思うほど、居心地の良い場所など何処にもなく、違和、軋轢、ジレンマ、だけど、どんな迷いも、結局は僕等を動かす原動力となる。

でも突き動かされ辿り着いた場所には、またやっぱり雨が降る。そうやって生きていくのは、決して楽でもないし、心折れそうな時もあるが、スリリングだし、そうやって戦ってる人達が、好きだ。

天才なんかじゃない。特別なことなんて何もない。大それたことも言えやしない。ただ、日々感じ、震え、音楽が僕等の未来を結びつけてくれる、その偶然、奇跡に、敬意をこめて、これからもやって行こうと思う。

明日は超久々の関内!

■2/23(wed) 横浜 関内 B.B.STREET
『the back of beyond』
OPEN/START 18:00/18:30
ADV/DOOR ¥1,800/¥2,100(+1D)
w/やまのいゆずる、秋福音、
BERLIN PENGUIN RECORD、彼女とBGM
※出順4番目、20:30〜


横浜方面の皆様、よろしくお願い致します!


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Photo by 山下ユカリス 2011.2.17 浅草KURAWOOD
ありがとうございます!
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