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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2010/10/17 | 投稿者: komori

企画後、やっと重い腰をあげての、ブログの更新。
遅れてすみませんでした…。


まず、13日「夢の島で逢いましょう vol.9」無事終了致しました。いやはや、奇跡としか言いようがない、凄まじい夜だった…。たったの5分押しで始まった筈なのに、トリの壊れかけが終わった時間は予定時刻を50分オーバーしての23時。にも関わらず、本当に沢山のお客さんが最後まで残ってくれたし、僕自身もあの場に居合わせて、全く時間の長さを感じさせないような、寧ろ時間軸が崩壊してしまったような、そんなイベントだった。

出演頂いた、クウチュウ戦、about tess、割礼、担当のサエキさんはじめMotionのスタッフの皆さん、そしてご来場頂いた沢山の方々、本当にありがとう。

トップのクウチュウ戦、前日もMotonでライヴがあったのにも関わらず、全く疲弊を感じさせないアクト。この若き獅子達のタフさには、毎度頭が下がる。のっけから代表曲「意気消沈」を披露し、一気に会場の雰囲気を凍てつかせる。ところで、この日彼等の演奏を観て思ったことは、実は「歌心」。クウチュウ戦というとやはり第一にキメを多用したプログレッシヴな演奏にばかり注目されがちだが、陽水なんかを彷彿とさせる小林君の歌が、このバンドを唯一無二足らしめてると思う。歌の最中は演奏はバックに徹し、そして後々プログレッシヴな爆発を見せるのが、いいんだな!

2番手、about tess。この日特筆すべきは2曲目にやっていた曲!ダークでトランシーなイメージを払拭させるような、明るい煌びやかなコード。こんなにも光が垣間見えるabout tessを初めて観た。轟音に埋没するのではなく、ちゃんとその先の未来を見据えているような、演奏から受け取れる姿勢。終演後の放心状態のtakutoさんの表情に、心打たれた。ライヴをやるってことは、こんなにも命を削る、ことだったんだ、と。

3番手、割礼。高まるフロアの期待。1曲目は長尺の大名曲「リボンの騎士」。宍戸さんの最初のストロークの第一音で、景色が変わる。空間が切り裂かれる。割礼の、異常なまでのスローなBPMは、僕等の意識を、極限までに微分化させてゆく。肉体を越え、細胞を越え、辿り着いたような、素粒子の世界に佇んでいるような、そんな心地になる。そして、もう一つ、別の、思ったこと。この日、たくさんの僕なんかよりも年下の、若い人達が、割礼を楽しみにして来てくれていたんだけど、下手するとこの日披露された「リボンの騎士」や「ゲーペーウー」は、そんな彼等より、ずっと長生きしてる楽曲なんだよね。自分は、20年以上後でも、今あるうたを、信じ、演奏し続けられるだろうか…と問うた。遠い、遠い、未来まで。一番最後に好きな「がっけぷちのモーテル」が聴けてよかった。

そして、最後、4番手の僕等壊れかけのテープレコーダーズ。なんだろう、ちゃんとそれまでこの場にあった音楽を、確かに受け取った分だけの演奏は、出来たと思う。僕の中で、外因的な要因と切り離された音楽っのは、やっぱりありえない。少なくとも、この日は如実にそれを思った。表に出た表現や、方法論は違えど、意識の最下層で結ばれている。だけど、その繋がりを安易に掲げたりはしないから、誰もが単独でいられる。ひとりでいられる。それは世界から断絶された孤独、ともまた違う。

そういうひとりとして在りながら、この日は4人の演奏が、出来たと思う。聴いてくれた方々、どうもありがとう。お客さんの歓声が温かかったなあ。

10/13 新宿Motion set list
1、エレベーター、ひらかない(新曲)
2、雪どけ水を飲みほして
3、てるてる坊主は吊るしたが
4、貝殻は知ってる
5、遊びは終わらないア
6、箱舟は来なかった
7、すべてを白紙に
(アンコール)
8、生まれる


この日は長めのセットリストで、アンコール含め全8曲やった。良い流れだったと思う。

どうもありがとう。

次回の自主企画の日取りも場所も、実はもう決まってます。まだ、公表は出来ないけど。これから、内容をつめていく。まあ、それは新しい年が来てからの話。

MCでも言ったけど年内に新しいアルバムを出すので、それがそのレコ発的な気味合いを兼ねたイベントになると思う。ちょっと、大規模なことしちゃうよ。



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