壊れかけのテープレコーダーズ Official Web Site
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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2009/8/4 | 投稿者: komori

健康に気を使おうと、思う。ミック・ジャガーが、あの、ご老体にも関わらずパワフルなステージをこなせるのも、健康への気遣いの賜物だろう。灰野さんも、この前フジで観た頭脳警察も、一般的に言えばおじいちゃんという年齢なのに、あの激しいステージをこなせるのは、健康だからだ。基礎体力が違う。ロックは、その破滅的なイメージとは裏腹に、もっと健康的なものだと思う。じゃないと、でかい声も出ない。

そう心に決めて、明けた、朝、今、清々しい。

ところで、2日は、HOMEでライヴを行った。来てくれた方、CD買ってくれた方、どうも、ありがとう!

ここの所の演奏に顕著なのだが、非常に演奏に対し冷徹な俯瞰のようなものが、皆の中にある。それは無論必要なものであろうし、そのお陰で演奏と楽曲の完成度は以前に比べ格段と良くなってるとは思うのだが(といってもまだまだだけど)、要は頭が入りすぎているという懸念もある。力というか、肉体的な躍動の、欠如。それらは決してどちらに秤が傾いても、いけないものであるが。均衡を保たなければいけない。今まさに、その狭間で大きく揺れているような気がする。過渡期、か。


対バンしたkito-mizkumi rouberさんの新しいCDを聴いている。このバンドは、あぶらだこの構築的ではない、はみだした部分のみを抽出したかのような、いや、抽出すら出来なかったような、はみだしっ放しの、混沌としたわけのわからなさが、凄く人間味があって、温かく、大好きだ。いつまでも巨大な「?」を胸に抱え、音楽をやり続けたいと、思える、音だ。とても紳士的な方々で、佇まいも、憧れた。

そういえば、「あぶらだこ」は高校時代よく「青盤」を聴いていたっけ(「祝言」という曲、大好きだ!)。そんなバンドの方々と、今こうやって同じステージに立っている。ひとつ、ひとつ、夢や憧れが、叶っている。変わっていく。

時折、咲いている花にしか、目がいかない時がある。鮮やかさだけに目を奪われている自分がいる時がある。叶うということが、そんな風に思えることも、ある。
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2009/8/1 | 投稿者: komori



フジロック、壊れかけが演奏した日から丁度1週間、あっという間に過ぎていった。あれは一体何だったのだろうか、と今でも思っている。時は刻々と流れ、目まぐるしく変わりつつあるのに、その変化というものを、その過程の只中にいる当事者は、どうも捉えることが出来ない。何が変わった?確かなものはなんだ?この時に切れ込みを入れてその断面図を検証することは、多分容易なことなんだと思う。でも、僕はそんな博識ぶった行いをするために、演奏したのではなかったんじゃないか?

ここ1週間位のことを、まとめて書きます。

7/24(金)
フジ1日目。生憎の雨。終日止まぬ。が、2005年の3日間大雨を体験した身にとっては、さほどのものでもなかった気も。年々教訓から重装備で挑んでる甲斐もあってか。この日は何といっても念願のパティ・スミスを観れて感無量であった。「We are FREEEEEEEEEE!!!!!」と叫ぶパティ。泣いた。パンクだ。超満員のオアシスを退けて観たホワイトのネヴィル・ブラザーズも最高であった。ライヴとは、これだった。あと、深夜ルーキー・ステージのスイセイノボアズが、余裕の心意気の、貫禄のアクトで、非常に緊張した。

7/25(土)
フジ2日目。自分等の出演日。時間の余裕はあるものの、心の余裕がなく、あまり観てない。この日良かったのは、初っ端に観たシェウン・クティ。本場のアフロ・ビートを初めて体感。踊り、煽る、シェウンの後で、精密無比、黙々とカッティングする、ギターのおっさんが、尋常じゃないと思った。その後は、なんか、出番までそわそわして過ごした。他の皆が絶賛してた筋少観なかったのは、非常に後悔している。そんで、深夜2時、ルーキーアゴーゴー、壊れかけのテープレコーダーズの出番。予想以上の人の多さで非常に緊張した。他の皆はそうでもなかったみたいだけど。メンバーに支えられてのライヴだった。あまりよく覚えてないが、極度の緊張の中、手も、声も、きっと震えていたし、脅えていたと思う。何度も駄目だ駄目だと、逃げ出したい気持ちにもながらも、何とか演奏したような、そんなライヴだったような気がする。自分はやはりプロでも、ロックスターでも、何でもなかった。だけど、今まさに鳴っている音だけには、真正面から向き合おうと、嘘だけはつかないでおこうと、そんな気持ちで必死にやった記憶がある。この体に。結果というものは、わからない。お客さんの反応だって、めちゃめちゃ盛り上がったとは言い難いだろうし、自分達の演奏も決してベストではなかった部分も多々ある。だけど、音楽と共にあれた、大切な一時だったことには違いない。そして、曲が終わった後での暖かな拍手や、始まる前から前方で待っていてくれた人達、ずっと連絡とってなくて何年かぶりに再開した友人もいた!…そのいくつもの眼差しは、ずっと忘れないだろう。

7/26(日)
前日の緊張から解き放たれ、色々観まくった。ドラゴンドラ(写真)にも乗った!頭脳警察は初めて観たが、自分はこういう歌がうたいたいと確信が持てた。それは非常に暑苦しく、重苦しく、時として押し付けがましくもあるのかもしれないが、とても大きな、厳かさと優しさが同居した、父性のようなものが、あった。多分、それをブルースと呼ぶのだろう。あと、この日のベスト、というより、今年のフジのベストアクトは何といってもヘヴンの大トリのディスコ・ビスケッツ!!ジャムバンド好きの同僚に直前に薦められ、ほとんど予備知識なしで観たが、奇跡としか言い様がなかった。何とアンコール含め約3時間半にも及ぶ演奏!音が、また新たな音を紡ぎ出していく。生まれる、感覚。世界が、キラキラした粒子のダンスパーティーに見えた。そして、踊った。歌った。叫んだ。泣いた。こんなの観てしまうと、来年もまた絶対行きたくなっちゃうんだな。

7/27(月)
帰る。帰宅し、死んだように眠った。15時間位、寝た。

7/28(火)
グッドマンでライヴ。ねずみバンドの新曲が、いい。フジのあとこうやってすぐにライヴがあったのは、非常に良かった。勉強になることが多々あった。鹿島さんと色々話す。ボストンやワースト・テイストのやってる「東京BOREDOM」に関して、色々貴重なお話を。彼等の意志の強さを感じた。次は絶対行こう。

7/29(水)〜
社会復帰。フジに行ってた同僚の方が、壊れかけが良かったと皆に言いふらしてて、恥ずかしかった。そして、嬉しかった。

おしまい。

そして、明日もライヴです!大阪からの刺客「似非浪漫」のレコ発(東京編)です!
内容濃いです。こちら、是非。壊れかけは1番、19時から。

■8/2(日)
渋谷 HOME
OPEN/START 18:30/19:0
ADV/DOOR ¥2000/¥2500(+1D)
『似非浪漫 NEW ALBUM『elenpywo』release tour!! in Tokyo』
w/似非浪漫(from大阪)、埋火、kito-mizukumi rouber(長谷川裕倫[あぶらだこ]+大國正人[あぶらだこ]+内田静夫)

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