今日は父を連れて、新宿の末広亭に行きました。
7月の中席の出演者が超豪華で、これは見逃せないと思っておりましたので、上京中の父を誘い、2人で見に行きました。
今回見たかったのは、柳家喬太郎、三遊亭円丈、林家正楽、柳家喜多八、桂才賀、そして古今亭菊之丞と柳家権太楼(敬称略。残念ながら大きな目的だった菊之丞と権太楼は休演でした)。遊平・かほり、三遊亭小円歌、にゃん子・金魚、笑組などは今までも何度か見に行った事があります。
僕の父も演芸が好きなのですが、宮城県には寄席がありませんので、寄席には行った事がなく、テレビでよく見る、林家正蔵、林家ペー、三遊亭円歌の落語も生で聞けるというので喜んでおりました。
このような超豪華な出演者が揃いましたので、開演時間の12時前に入ったのに、もうほぼ客席は満杯でしたが、運良く2つ並んだ席が空いており、座る事ができました(開演早々、満員御礼が出たそうです)。
平日の昼席は、普段はゆったり見られるのですけど、僕の後ろに座った演芸好きのおじさんたちも「平日の昼にこんなに人がいるなんて初めてだ」と驚きながら話していました。
林家ペー師匠によると「今日の末広亭には、2万8千20人のお客さんが入場している」との事でした。
円歌師匠は「今日は大変暑い中、お越しいただきましたので、滅多にやらない珍しいお話をいたします」と言って、日本一偉い人の前で落語をした時の経験談を話してくれまして、これが滅法面白かったです。
林家ペー師匠のギター漫談も面白く、ギターのカポタストまでピンク色だった事にもビックリ。
紙切りの正楽師匠は、客から「なでしこ!」とリクエストされました(サッカーの女子チームが勝ち続けて大きな話題になっておりました)。
さすが正楽師匠、見事にゴールを決めているサッカーの紙切りを作り、客席から「おおー!」という驚嘆の声と、大きな拍手を浴びていました。
才賀師匠は、落語の後の踊りが大傑作で、みんな腹を抱えて大笑いしておりました(「函館の女」に合わせて踊っていました)。
昼席が終わったら、大勢の客が帰ったので、夜席は笑組まで見ようと、その後も前座さんの落語から6時まで寄席でゆったり落語を聞きました。
終了後は、喫茶店でお茶を飲みつつ、彼女と落ち合い、居酒屋へ。
僕も楽しみましたが、父も喜んでくれて、よかったよかった。
オシマイ。