大滝詠一さんが亡くなって、今日で一周忌です。
今日は、ラジオとテレビで、はっぴいえんどの特集がありました。
NHKラジオ第1「日本語ロック・ポップスの50年〜“はっぴいえんど”が拓いた世界」を聴きました。
サエキけんぞうさんが司会で、鈴木慶一さんや、大貫妙子さん、萩原健太さんなどがゲストでした。
「12月の雨の日のシングルヴァージョンをお聴き下さい」と言って曲がかかったら、すぐにフェイドアウトして「佐野史郎さんから、これはシングルヴァージョンではないという指摘がありました」という、生放送ならではのハプニングもあり、濃い内容で、興味深く聴きました。
ラストナンバーは大滝詠一さんの「お正月」で終了でした。
続いて、BSのはっぴいえんど「風街ろまん」特集を見ました。
番組では、風街ろまんのマルチトラックのテープが発見されたと言っておりましたが、93年頃に吉野金次さんがマルチからリミックスしたCDが発売されています(BOXセットの1枚で、バラ売りは無し)。
ですから、ずっと見つかっていなかったような紹介の仕方には「?」という感じです。
「夏なんです」のリハーサルテイクも、細野さんが、音が残ってるのを知らなかった、と言っておりましたが、2004年に細野さんを含め元メンバーが監修した「はっぴいえんどBOX」の「風街ろまん」のCDに、ボーナストラックとして収録されておりますので、忘れていただけだと思います。
しかし、細野晴臣さん、鈴木茂さん、松本隆さんを招き、マルチのテープをパートごとに聴くという内容は、とても興味深く、素晴らしい内容でした。
ラジオも、テレビも、続編を希望いたします。