今年も上野公園に、ヘブンアーティストTOKYOを見に行きました。去年は3日目に雨が降り、僕は1日目しか行けなかったのですけど、今年も雨に祟られてしまい、晴れた3日目の今日、やっと見に行けました。
まず12時から、手作りニューオリンズジャズ・バンドのジャズボイラーズを見に行きました。
ジャズボイラーズを見たのは1年ぶりで、昨年も上野公園で見ました。
叩くと落ちるシンバルが付いた、手作りの箱ドラムも健在。
演奏後、お話したら、僕の事を憶えていて下さいました。
次に、先週、三茶de大道芸で見た時に、雨が降って来たせいで、トリの芸を中止して見られなかった、ニュージーランドから来たFroser Hooperさんのコメディを見に行きました。
雲ひとつない晴天でしたので、もちろん今日はフルステージ。サンプラーを使ったボクシングのショーも無事に見られました。
Froser Hooperさんは、来月のあつぎ国際大道芸には名前が載っておりませんので、この後帰国されるのかもしれません。見られて良かったです。もちろん大爆笑で、ウケにウケておりました。
先週の三茶de大道芸では、公募ウォーキングアクトだった、やっちゃんのショーも見に行きました。今日は30分のコメディマイムのショーでした。
ジョン・レノンの「スタンド・バイ・ミー」などをBGMに、マイムをしていました。
数年前に、ヘブンアーティストin八王子で、やっちゃんのショーを見たのですけど、マジックで失敗したりするのは、本当に失敗しているのか、芸なのか、わからないという絶妙な味を、今回も存分に楽しみました。
ほとんどの大道芸人さんがBGM用にiPodを使う中、自分でカセットテープを入れ替えながらショーを進める姿も健在でした。
ミスターマリックに似た、外国人に扮したマジックでは、英語訛りではなく、なぜかゼンジー北京さんのような中国語っぽいアクセントになってしまうのもツボです。
以前やっちゃんを見た時に、ショーの終了後、投げ銭の事を何も言わず、投げ銭を入れる物も出さないので、戸惑いつつ手渡ししたのですけど、今回も、投げ銭の事も言わず、入れ物も出さなかったので、また戸惑いつつ投げ銭を持って行ったら「ああ!すみません!すみません!今、用意します!」と言いながら、慌ててバケツみたいなのから入っていた物を出し始めたので、それにお金を入れましたが、普段から見返りを要求しない珍しいヘブンアーティストなのかもしれません。
やっちゃんを見た後、またジャズボイラーズを見に行きました。
手作りのトロンボーンのようなバズーガや、スプーンと箱で作ったベースもカッコ良かったです。
場所も変わり、更に沢山の人が集まり、みんなで手拍子をしながら演奏を楽しみました。
続いて同じ場所で、PLE-MIXのショーを見ました。
2年前に、野毛大道芸でもPLE-MIXを見たのですけど、その時は、メンバーの1人が前夜に緊急入院してしまい、2人だけでショーをしていました。いつも3人でショーをしているので、2人でのショーは経験がなく、徹夜で内容を考えて来た、と話していましたが、やっと3人でのショーを楽しめました。
子供からお年寄りまで楽しめる素晴らしい内容でした。
場所を移動し、先週の三茶de大道芸で見たかったのに、人がいっぱいで見られなかった、イングランドから来たライブペインティングのJon Hicksさんのショーを見ました。
最初に小ネタやマジックなどを披露し、絵はいつ描くのだろうと思っていたら、ピストルズのBGMが流れ始め、2曲が流れている間の4〜5分で、ピストルズのヴォーカルのジョニー・ロットンの絵をあっという間に描き上げてビックリ!
次に描き始めた絵は、最後まで何の絵なのかわからない演出がされており、一瞬でエルヴィス・プレスリーが現れると、大きな歓声と拍手が沸き起こりました。
この方も、あつぎ大道芸への出演がないようですので、最後に見られて良かったです。
Jon Hicksさんのショーに感激し、日も暮れて来たので帰ろうとしたら、隣で加納真実さんのショーが始まったので、後ろから見る事にしました。
大きな広場での「仮面舞踏会」は圧巻でした。
1日目のタカパーチさんなど、見たかったパフォーマンスも多かったので、2日目まで雨になってしまい残念でしたが、最終日に晴れて良かったです。来年は3日間とも晴れますように。