今日は、両国国技館へ、高専ロボコン2012全国大会を見に行って来ました。
僕はここ10数年、毎年見に行っておりますが、今年は初のコントローラーを使わない大会で、ロボットへの指令の出し方も、笛あり、空気あり、センサーありと各校の様々な工夫があり、面白かったです。
オープニングの選手入場では各校のロボットが競技フィールドに並べられ、選手は自分のロボットの元へ並ぶという演出でした。
競技はかなり難易度が高いように思いましたが、各校どんどんゴールを決め、大接戦の試合が繰り広げられました。
競技課題が「ベスト・ペット」という事で、色んな動物ロボットが登場しました。

これはイヌさん

大人気だったイルカさん
今年は25周年という事で、歴代のロボコン大賞の中から「ベスト・オブ・ロボコン大賞」として、1番人気のロボットが選ばれ、当時大賞を受賞した生徒さんが会場に登場し、当時のロボットを動かすコーナーがありました。
ロボットはきちんと保管されており、後輩がメンテナンスをして今でも動くようにしてくれていたそうです。感動的でした。
昨年は仙台が優勝しましたが、今年も東北の学校が頑張っており、岩手の一関高専のロボットが次々と勝ち抜きました。
決勝戦は、熊本八代vs一関高専で、なんと同タイムによる再試合という劇的な展開でした。
再試合の結果、またまた僅差で、一関高専が優勝!
インタビューで、選手がうれし泣き。僕ももらい泣き。
ロボコン大賞は、小山高専の「フレンドルフィン」。こちらも選手が号泣。僕ももらい泣き。
今年はコントローラーを使わない試合という事で、昨年のように、携帯電話などの電波の規制がなく、ロボコンのハッシュタグを使用してのツイート推奨で、会場の皆さんのツイートは、12月のテレビ放送で使用されるそうです。
また、敗者復活戦などの投票も、携帯電話やスマートフォンを使用して、会場で行われ、すぐに集計されて結果が反映されるという試みもありました。
今年は6時間以上の内容で、終わったのが午後7時過ぎ。
残念ながら、飛行機の時間などの関係で、最後まで試合を見られずに帰る事になってしまった応援団や、授賞式を見られなかった応援団もいたようです。
今年は充実した大会だったと思います。
また来年、素晴らしい試合を期待しております。