僕は輪ゴムの使い方がイマイチ下手です。
世の中には、おせんべいの袋でも何でも、これはとめにくいだろうという袋でさえ、キュキュキュのパッと輪ゴムで見事にとめてしまう人がいます。
とめたい部分がほんのちょっとしかなくても、涼しい顔でクルクルパッととめてしまいます。
その人たちは輪ゴムの達人です。
なんてカッコいいのでしょう。
僕など輪ゴムを2回転させても、輪ゴムの伸び方が均一でなく、一方は伸びて細くなって切れそうなのに、一方は弛んで太いままになってしまう事もしばしばです。
達人がとめた輪ゴムは、細く伸びてキチキチになっていても切れないのがまたスゴイ。
あれは勇気の問題なのでしょうか。
「切れたらイヤだな」という恐怖心があると、あんな風にパシッと輪ゴムをとめられないのかもしれません。
恐怖心に打ち勝たないと、輪ゴムの名人にはなれないのです。
だから輪ゴムの達人はカッコイイのです。
いつの日か僕も、輪ゴムを自由に操れるようになりたいと思います。