日曜は寝坊して10時半起床。ご飯を食べたり用意をしたりすると、横浜で行われる大道芸のフェスティバルにはだいぶ遅れてしまうので、今年の観覧を諦める。
午後12時に朝食。朝食というより昼食だが、僕には朝食。
「笑いがいちばん」を見てから、用意をして外出。ブラブラと公園へ。東京は良い天気だが、風が強い。お花がたくさん咲いていた。草木を楽しみながら、またブラブラと街まで歩く。
途中、本屋さんに寄り、本を2冊購入。のんびり読もう。
散歩の途中、少し血糖値が下がったのか、しんどくなったのでドクターペッパーを購入し、ほぼ一気飲み。冷たくてウマイ。このまま一生ドクターペッパーを飲み続けたいと思いつつ飲む。
このドクターペッパーという飲み物、今はどうか良く知らないが、僕が仙台に住んでいた70年代は、東京など一部でしか販売されておらず、地方に住んでいた僕には簡単に飲めない物だった。
きっかけは忘れたが、僕はドクターペッパーが好きになり、飲みたいのだが、仙台では売られていないので、東京出身の親友であるURAやヤスオちゃんといったバンド仲間と「飲みたいねえ」といつも言っていた。
僕の中学は修学旅行先が東京だったが、まだ東北新幹線も開通していない上野駅の自動販売機で、ドクターペッパーの缶が売られていて、僕は狂喜乱舞し、修学旅行のお小遣いをつぎ込み、10数本のドクターペッパーを買ってカバンに詰め、帰りの電車に乗り込んだ。
見慣れぬ飲み物を大量に買った僕は、クラスメイトから質問責めにあう事になった。「なんなのこれ?」「うめえのか?」「飲ませろ!」と。
僕は「これ、ものすごくうめえんだよ。あ、そうだ、じゃあ1缶開けてみんなで回し飲みしよう!」と言うと「やった!」「俺にも飲ませろ!」と盛り上がる。プシュッと1缶を開け、まず僕が久しぶりのドクターペッパーをひとくち飲み、友達に回した。
そこで僕は信じられない光景を目にする事になった。なんとクラスメイトは「うげえ〜!なんだこれ!」「薬くせえ!」「マズイ!」と顔をしかめて言ったのである。「美味しい」と言った友達は、1人もいなかった。なんだよこの反応は。飲ませろって言ったくせに。
買ったドクターペッパーは、家に持ち帰り、大事に飲んだ。
東京の高校へ進学した僕は、学校の中の自動販売機でドクターペッパーが売られているのを見て「これで毎日飲める」と感激したのだった。
食料の買い出しやら、DVD-Rの購入やら、CDを見たりやらをしつつ、街をブラブラ歩く。
腹が減ったなあと思い、時間を見てみたら、もう夕方5時になっていた。そりゃあ腹が減るよなあ。遅い昼食として、トンカツ屋さんに入り、ロースカツ定食を注文。夕方5時でも、僕には昼食。
先週、初めて寄ったお豆腐屋さんで、試しに買ってみたお豆腐と厚揚げが安くてとっても美味しかったので、再び寄り、枝豆豆腐とエビが入ったガンモドキを買ってみた。
こんな風に、いつも週末は大事な買い出しの日。ブラブラしていたら、もう夜の7時近くになったので、帰宅。
もうすぐゴールデンウィークだそうなので、柏餅を食べた。
テレビでアフリカのインコの番組を見る。インコは頭がいいなあ。しかしこういうドキュメントを撮影するスタッフは大変だろうなあ。
夕飯はおそば。昼に買ったエビ入りのガンモドキを少し焼いて食べてみた。ものすごく美味しい。感動しつつ食す。枝豆豆腐は明日食べてみよう。
もっと色々なお店をブラつきたかったが、寝坊して時間がなかったのがちょっと残念。街では珍しい光景とか、意外に思ったり感じた事とか、発見とかが、特に何もない日だった。別にこういう日があっても良いと思う。なんでもない日、おめでとう。
今日のBGMは、ブラームスの交響曲第2番&第3番と、ジェフ・ベックのライヴ・ベック06と、この前WOWOWで放映されたライヴ映像を見てますます好きになったビル・エヴァンスの最期のライヴCD。
先週はクラシックとレッド・ツェッペリンの「永遠の詩〜最強盤」ばかり聴いていた気がする。今週はもっと色々聴こう。
というわけで、オシマイです。