昨日、WOWOWでフランク・シナトラの特集がありましたので録画しながら見ていたところ、共演でディーン・マーティンやビング・クロスビー、ルイ・アームストロングやエラ・フィッツジェラルド、サミー・デイヴィスJr.などが出ていて感激いたしました。
中でも凄かったのは、40曲以上のナンバーをメドレーにしたコーナーでした。もうこれにはビックリ仰天!キーやテンポもどんどん変わりますし、合間にセリフも入りますし、しかもなんとこれは生放送だったそうで、楽しそうに歌ってはいましたが、相当に大変だった事は間違いありません。超一流のプロフェッショナルな姿勢に心から感激しました。
ディーン・マーティンのズッコケも2回楽しめましたし、エラ・フィッツジェラルドがスネるシーンも可愛かったです。この辺の芸風は、日本でもクレイジー・キャッツが大いに参考にしていると思われます。
特に最近サミー・デイヴィスJr.のステージが見てみたいなあと思っていたところでしたので、シナトラやディーン・マーティンとサミー・デイヴィスJr.が絡むステージが堪能できて大変に嬉しく思いました。
歌っている時に周りから茶々を入れられるサミーがとても面白く、大笑いしながら見ておりましたが、来週の予告を見てまたまた大喜び!来週はサミー・デイヴィスJr.の特集なのです!!うあああ!これは録画予約せねば!!
少し予告編が流れましたが、ステージでドラムだけをバックにして1人で歌うサミーが映っていました。これはサミーの得意技ですが、ステージにたった1人でドラムのビートだけをバックに、色々な曲のメドレーをノリノリで歌います。これは本当にスゴイので、放映を楽しみにしております。結構長目のメドレーなのですけれど、どうかカットされませんように。
他にもサミー・デイヴィスJr.がドラムを叩いているシーンも映りましたので、来週はぜひこちらもフル・ヴァージョンで見られる事を望みます。
なんだかシナトラの番組からサミー・デイヴィスJr.のお話になってしまいましたけれど、今日はサミー・デイヴィスJr.の誕生日でもありますので、大目に見てもらうとして、ネットで見つけた映像を少々。
バディ・リッチとジーン・クルーパのドラムに挟まれながらタップを踏むサミー
「
Buddy Rich, Gene Krupa and Sammy Davis Jr.」
しかし当然ながら3人とも凄いリズム感です。
数々のカヴァーがある「キャンディマン」
「
Sammy Davis Jr. - The Candyman」
これは誰かが音楽に合わせて映像を作ったのだと思いますが、見ていると泣きそうになります。
日本の子供たちはピンポンパンで「キャンディマン」を憶えました。
「
キャンディマン」
僕も一緒にこの訳詞で歌う事が多いです。
サミー・デイビス・Jrがノドの癌で声を失いつつも、仲間たちに芸能生活60周年を祝ってもらったコンサートで、タップを踊ったグレゴリー・ハインズがサミーの靴にキスをしたシーンを思い出します。その後、間もなくサミーは亡くなり、グレゴリー・ハインズも数年前に亡くなってしまいました。長生きしてほしかったです。
ハッピー・バースデイ、サミー。