選挙カーのアンプやスピーカーの出力はどのくらいなのでしょう?
ちょっと調べてみましたら、想像以上でした。選挙カーで使うPAシステムの目安が書いてあるサイト(
こちら)を見てみると、町会議員選挙などでは60W〜150W、市会や県会議員選挙では150W〜300W、市長選挙や知事選挙や国会議員選挙では300Wクラス以上がお勧めだそうです。
なんと国会議員選挙などでは実際に1KWのPAシステムも使われたそうです。こうなるとヘヴィメタルやハードロックで使われる大型三段積みギターアンプの何倍もの出力です。
アンプやスピーカーやマイクのレンタルもあるんですね(
こちら)。300Wや600Wのアンプがありますね。
「国会議員・ビッグパワーセット」というような名前で販売している会社もありました(
こちら)。
「当選祈念価格」というのが面白いです。
この大出力で、しかも効率の良いホーンスピーカーを使うのですから、そりゃ大きい音が出るわけです。まさかこれでフルボリュームにはしていないとは思いますが。
もし街の中で坂本九さんの「ジェンカ」を大音量で流したなら、歩いている人たちは思わずみんな列になってステップを踏むのでしょうか。
それが「ピンポンパン体操」だったら僕の年代の人たちは体操しますね、きっと。
「タブー」を流したら、ドリフ世代の人たちは道に寝っ転がり、足を上げて「ちょっとだけよ〜」と言います。
「ヤングマン」だったらみんな揃って「ワ〜イエムシ〜エ〜!」の振りをやらずにはいられません。
しかし「今の君はピカピカに光って」を流すと、みんな慌てて木陰を探してズボンを脱ぐので社会問題になってしまいます。注意が必要です。