
番組が始まっていきなり「 I Just Called To Say I Love You(心の愛)」が流れるとは!油断していたので最初を録画し損ねたじゃないかよ〜!!曲紹介ぐらいして欲しかったです…。
スティーヴィーはEVOLUTIONの61鍵のキーボードで弾き語りしていましたが、音色が何とガット・ギターの音。ボイシングも上手なので、映像がなければギターの弾き語りだと思う人もいるかもしれません。このギターの音色はどの音源を使っているのかなあ。ギターサウンドはレイヤーが組まれたパッチで、タッチセンス(弾く強弱)でフレットをスライドさせる音や低音弦のハンマリング・オンの音、それにハーモニクスの音が出るようになっていました。この演奏が上手い上手い!
インタビューの合間に「Shelter In the Rain」をワンコーラス歌いましたが、歌にリヴァーブをかけるのが2小節ばかり遅れてます。突然歌い出したのでミキシングの人が慌てたのかな。
「ある愛の伝説(Love's in need of love today)」ではスチール弦のギターサウンドでした。これもスライドさせる音色とミュートサウンドのレイヤーが組まれたパッチでした。しかし「ある愛の伝説」を演奏するとは…。不意打ち食らって死ぬかと思いました。突然こんな名曲を歌われたら泣くっつーの。しかしタッチのコントロールが完璧ですねえ。リアルタイムで演奏するにはかなり難しいパッチなのに、さすがです。しかも歌の合間にはピッチ・ベンドのホイールまで使ってるし…。凄すぎです。
「From the Bottom of My Heart」では再びガット・ギターの音色でした。これがまた最高!本当に素晴らしい名曲です。こういう弾き語りのアルバムも出してくれないかなあ。
僕もEVOLUTIONのキーボード欲しくなっちゃったなあ。しかし「So What The Fuss」のプロモビデオではシンクラヴィアという最低でも5千万円、フルセットで1億5千万円もするキーボードを弾いているスティーヴィーが、2万円ちょっとぐらいの安物キーボードでこのようなもの凄い弾き語りをしたのには本当にビックリしました。何というとんでもない人なのでしょうか。
※ ↓以下はニューアルバム関係の記事です
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A Time To Love/Stevie Wonder」
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スティーヴィー・ワンダー来日」
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スティーヴィー・ワンダー出演情報」
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ミュージックステーション/スティーヴィー・ワンダー出演」