
昨日行ってきました中野サンプラザ!しかしまあバンドの上手いこと上手いこと。器用で演奏も抜群に上手いワンダーミンツにも感動。演奏しながらあのコーラスまで完璧。
オープニングはバンドがひとかたまりになってアコースティック・ギター中心の演奏で「サーファーガール」から。ジェフリー・フォスケットがギターを持たず水の入ったペットボトルを持って高音のコーラスをキメる。ブライアンはただ座って歌う。そのまま数曲演奏してバンドの持ち場に移動する時は、バンドのメンバーがコーラスをしながら。こんな演出見た事ない。曲によって生のホーンセクションやストリングスも入る。一部では「神のみぞ知る」「Forever」「スループ・ジョン・B」「カリフォルニア・ガールズ」などを演奏。15分の休憩後、とうとう「SMiLE」全曲フル演奏。「グッド・ヴァイブレーション」で観客が立ち上がる。「サーフィンU.S.A.」「Fun Fun Fun」ではブライアンがベースを持つ。双眼鏡で見るとルートしか弾いてないし音も出てないみたいだったけれど、やっぱり絵になる。アンコール最後はブライアンが「ノーモア・ロックンロール」というMCをして「ラブ・アンド・マーシー」。
ブライアンはいつもの通り眉間にしわを寄せて無表情で歌っていたけれど、2回ばかりちょっとだけ笑顔になったのを確認した。ワンダーミンツは前回よりも更に演奏力が上がった気がする。とにかく凄いバンドだと再確認。
僕の席はミキシングコンソールの真後ろだったので、音のバランスは完璧でした(一部ではベースの音量がずいぶん小さいなと思いましたが)。僕と同じく40代と思われる人も多くいたし、白髪の人も結構いました。僕の隣の人は若かったけれど、熱心なファンのようで一緒に連れてきた彼女に「いかにブライアンは凄くて天才か」というのを一生懸命説明していたのが印象的でした。
サンプラのロビーで開演前に友達の慎さんとちょっと会いました。「会うのはいつもコンサート会場でだねえ」と笑いましたが、今度一緒に楽器屋やレコード屋巡りをしようと約束しました。
会場には特に看板や垂れ幕などもなかったので、終演後にサンプラ前の写真を撮りました。ブライアン、また来てくれるかな。
関連リンク:
「
ペット・サウンズ40周年日本盤発売決定/ビーチ・ボーイズ」
「
ペット・サウンズ40周年記念盤/ビーチ・ボーイズ」
「
SMiLE“スマイル”ビーチ・ボーイズ幻のアルバム完成/NHK BS」
「
ライヴ・イン・ニューヨーク1971/ビーチ・ボーイズ」