明治40年代冬、北海道の塩狩峠である事件が起こりました。峠を上る列車の、最後部の連結器が外れてしまいました。客車は逆走していきました。このままでは転覆です。その時、たまたま乗り合わせた、クリスチャン国鉄職員、長野政雄は、自ら、列車に飛び込み、暴走する列車を止めたのでした。のっていた数十人の命が助かりました。しかし、長野政雄は天国へと旅立ってしまわれたのです。当時塩狩の近くの旭川近辺では、このことが大きく影響され、
『一粒の麦がもし地に落ちて死ななければそれは一粒のままです。もし死ねば、豊かな実を結びます。』ヨハネ12:24
のみ言葉から、「一粒の麦運動」なるものが起こり、皆「一粒の麦」「一粒の麦」と言っては隣人に与える、という運動が起こりました。隣人に食べ物を与え、困っている人を助け、悩んでいる人のそばに立ち寄りました。このように愛には犠牲が伴うのです。
イエスキリストは十字架にかけられて全世界の人の罪の刑罰の身代わりに死なれました。三日目によみがえられ、信じる者に救いを与えられたのです。今日あなたは、このイエスキリストを受け入れ、自分中心の人生から、与える人生へと導かれませんか?

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