前々回「戦っているN君」と題して書かせていただいたが、精神病院に入院すると。自分は二度と出てこれないのではないかと、錯覚に陥る。私が体験者だ。しかし、そんなとき、信仰が試される。「自分が一生ここにいても福音伝道をしていく!」という気概だ。これさえあれば、別に強制労働があるわけでもないし、そんなに苦にならない。あとは自分の恥との戦いだ。しかしエリザベツは言った。
『「主は人中で私の恥を取り除こうと心にかけられ、私をこのようにしてくださいました」』ルカ1:25
不肖わたしも半年間入院させられた時、ずっと伝道しており、10人くらい救いの告白まで導いた。伝道禁止令が出ても伝道していた。これは私が義務からやっていたことでなく、十字架の喜びと聖霊の注ぎによってやっていた。あるいは人生で最も祝されていた時なのかもしれない。また戻れって?もうやだよ!聖書が全然読めないリスクもある。N君、頑張れ。

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