真宗高田派本山・専修寺 聖地
お彼岸の今日
JRを乗り継いで
三重県の津市一身田にある
真宗高田派本山・専修寺に
お参りに行きました


JR紀勢本線 一身田駅

専修寺 如来堂
堂内に大涅槃図が公開されていました

御影堂
父がまだ元気だった頃
家族揃って訪れた日のことを
思い出します

こちらの納骨堂には
祖父や祖母のお骨が納められています
母の意向で
父のお骨は分骨しませんでしたが
祖父や祖母に報告し
父の冥福を祈りました

境内の茶所 蓮心庵

美味しい煎茶と桜大福

お彼岸の一日
お参りできて良かったと
心から思います
お参りは
誰のためというより
本当は
自分自身の心の安らぎのためだったのだと
あらためて感じました

神谷磐座と眞名井神社 聖地
温泉につかってのんびりしたくて
早春の丹後に出かけてきました

今回の旅は
ローカル線に乗って。。。

地元の人に
「鬼滅の刃」の中で
使われたという場所を教えてもらったので
行ってみました

神谷磐座
この磐座には
2カ所の割れ目(スリット)があり
このスリットから
古代人は北極星を観察していたのだといいます
ここは
星の光と太陽の光そして岩の持つ波動と
私達の魂が響き合い
宇宙の英知を感じる増幅装置としての
役割のある場所なのだと
書いてありました


眞名井神社
ここは
丹後一宮元伊勢・籠神社の奥宮です

天の眞名井の水

狛龍
ここから奥は撮影不可です
とても神聖な空気を感じます
眞名井神社の奥には
古代からの祭祀場であった
磐座があります

天の橋立
子供が小さかった頃に
股のぞきをして以来
何年かぶりにやってみました
確かに
天にかかる橋?
というより
天と地を結ぶ橋に見えました
良かったら
写真を上下逆にして
見てみて下さい(*^^*)
実は今回の旅は
泊まる宿は決めていたものの
観光する場所は何も考えずに家を出発しました
宿についてから
電車の時間などを調べて
行けそうな所を検索して
行きあたりばったりしながら
このような聖地を巡る旅となりました

星田妙見宮 聖地
交野市星田にある
「星田妙見宮」に行ってきました
私の家からは
車で20分ほどで行ける場所にありますが
これまで一度も訪れたことがありませんでした
先日
偶然このお宮の動画を拝見し
なんだかとても心惹かれて
今日の休日を待って
さっそく出かけました
この場所は
西暦816年に
隕石が落ちた場所であることが
記録に残っているそうです
また
聖徳太子や弘法大師とも
ゆかりが深い
不思議な聖地でした
北極星・北斗七星を神格化した仏様を
「妙見菩薩」というそうです
その「妙見」とは
「優れた目を持つ」という意味で
真実を見定める佛の眼で
この実相世界を見ることのできる力を
表わしているそうです
写真をご覧になって
興味を惹かれた方は
是非いらしてみて下さい
2月8日には
毎年”星祭り”が行われるとのことです



















大和國にて 聖地
大和國にて
一泊二日を過ごして参りました
少し不思議で有り難き旅を
ここに記録しておこうと思います

まずは石上神宮へ

石上神宮では
鶏は神様のお遣いとされ
境内には沢山の鶏が放し飼いにされています
前回ここを訪れた時
境内で写したはずの鶏の写真が
どういうわけか一枚も撮れていなかったことを
思い出しました

今回は
鶏たちが大勢群がっている中
初老の男性が
パンをちぎって与えていました
眺めていると突然
「ほら やってごらん」と
その男性が私にパンを差し出しました
いただいたパンを
私が小さくちぎるかちぎらないかのうちに
鶏たちがよってきて
私の手からパンをついばんでくれました
そのうち
鶏たちがあちこちから大声で
「コッケコォ〜〜!!」
「コッケコォ〜〜!!」
とけたたましく鳴き始めました
それは
私がその場を離れるまで
かなり長く続きました
まるで勝負に勝った武士達の
力強い鬨(とき)の声のようでした
そしてご覧のように
今回は写真もちゃんと撮れていました

今回は大神神社に朝参りをするために
こちらのお宿を選びました
この日の宿泊客は
世情の影響か私達夫婦一組のみ
夕食をいただいていた時
「コロナの影響で三輪山登拝が中止で
残念です・・・私は呼ばれていないのかな」
と申しますと
宿のご主人が
三輪山のあまり人に知られていない磐座について
お話し始めました
私が是非そこに行きたいと申しますと
丁寧な地図を書いて渡して下さいました
そして
その場所より奥には
足を踏み入れないようにと言われました

翌朝六時半ごろ


拝殿

磐座社
ここを参った後
宿のご主人にいただいた地図を頼りに
山の奥に分け入っていきました
しばらく山道を歩くと
山中にその秘められた磐座が
厳かに鎮座していました
三輪山は
山そのものがご神体です
ただ前に立って手をあわせ
畏れ多い気持ちで
磐座を拝し
祈りの詞「幸魂 奇魂 守給 幸給」を
唱えました

山中で見つけた
棗のような?可愛い実
さて
今回の旅の目的地で
これまで一度も行ったことの無い場所
それが「国常立神社」でした
ナビに従って車を走らせていくと
とんでもなく狭い道へ入るようナビゲートされたので
車を降りて
山道を歩くことにしました
ナビでは
車を停めた場所からすぐ・・の
はずだったのですが。。。


どんどん山道を上り
結局
天香具山の頂上まで来てしまいました
そこに
国常立神社はありました!

向こうに見えるのは畝傍山

上ってきたのと
反対側の道を下りることにしました
その山道では
神代の時代を彷彿とさせる
神社に遭遇することができました

伊弉諾神社

伊弉冉神社

天の岩戸神社
山頂から反対側の登山道を下りたので
ここから
車を停めた場所まで
平地とはいえ
かなりの距離を歩く覚悟でした
ところがなんと
下山してほんの少し歩いたら
すぐ目の前に先ほど車を停めた場所が
突如現われて
なんだか狐につままれたようでした
でも
寒い中これ以上歩かずにすんで
ほっとしました

大和の旅の最後は
橿原神宮にお参りしました
昨年一月に
自宅からここまで歩いた日のことを思い出します

さあ寅年!
新しい変化の波に乗って
勇敢に前進して参りましょう!

交野天神社 樟葉宮跡 聖地



交野天神社(かたのあまつかみのやしろ)





これまで何度も
ここにお詣りにきて
この看板も読んでいて・・・
継体天皇が
越前の国から迎えられたということは
記憶していたのですが
それが「三国」から迎えられたという記述に
今日あらためて気づいて
驚きました。。。

貴船神社 継体天皇御即位跡

百観音と事任八幡宮 聖地

静岡県掛川の山中に
ひっそり3軒だけの旅館が佇む
くらみ温泉という場所に行きました

旅館のすぐ近くに
百観音山と呼ばれている山がありました
ここには名前の通り
百体を超える観音像が祀られていると
宿の方からお聞きし
一泊した翌朝
登ってみることにしました

ウグイスの声がケキョケキョ・・・と聞こえたかと思えば
どこかでホトトギスも鳴いています

教えられた通りに20分ほど歩いて
山道をのぼっていくと・・・

静かな山中に
大勢の観音様がひっそりと祀られていました
日清戦争の時に出征兵士たちの無事を祈願して
観音像が刻まれたのが始まりだったそうですが
第二次大戦以降
その存在は人々に忘れ去られていたそうです
それをこちらの宿のご主人が
狩りの途中で偶然発見され
地元の方々の協力よって再生されたのだそうです
その再生にあたっては
数々の不思議な偶然が重なって
何か大いなる力に動かされて
成就したということが
宿の部屋に置かれていた本に記されていました
特に永平寺の高僧の方が
たまたまお泊まりになったご縁が
大きな力になったとのことですが
実は今回の旅に出る直前に
私は永平寺のお念珠を人からいただき
それを身につけて旅をしていたのも
何だか不思議な偶然でした
百観音山を下り
宿に戻って朝食をいただき
十時にチェックアウトをした後
次はそこから車でほんの10分ほどの所に
事任(ことのまま)八幡宮という神社が
あることを知って
行ってみることにしました
この神社は
「ことのまま明神いとたのもし」と
『枕草子』にも登場したほどの
願いがことのままかなう
言霊の社なのだそうです

拝殿前の鳥居
事任八幡宮の主祭神は
己等乃麻知比売命(ことのまちひめのみこと)
言の葉で事をとりもつ神様だそうです

奥宮入り口
ここから階段271段を上ります



地元の人と見られる親子が
お社のまわりに置かれた
白い石を布で磨いていました
何をしているのかお尋ねしたら
1つ目の石は神様に感謝して磨き
2つ目の石はまわりの人に感謝して磨き
3つ目の石は自分の願い事をこめて磨くのですと
教えて下さいました
私もさっそくハンカチを出して
3つの石を磨き
ここに導かれたことを感謝しつつ
心に浮かぶ願いを神様に祈りました

貴船・鞍馬 聖地
京都洛北の霊場
貴船神社と鞍馬寺を訪れ
その自然から生気をいただくと共に
地球と日本の再生・甦りを
祈って参りました
貴船神社には
高龗神(たかおかみのかみ)という神様が
祀られているといいます
伊奘諾尊(いざなぎのみこと)の御子神(みこがみ)
なのだそうです
また
鞍馬寺には
650万年前に金星から降臨した魔王が
祀られていると伝えられています
どちらも
とてもスケールの大きい霊場と思われます
よろしければ
写真からパワーを感じていただき
共に
地球と日本の再生をお祈り下さいませ
本当は自宅から貴船まで
歩いて行きたかったのですが
ちょっと自信がなかったので
叡山電鉄で木野駅で降りて
貴船に向かいました





お宿に到着




翌朝6:30



奥宮
一旦宿へ戻り朝食を頂いた後
鞍馬寺へ向かいます


鞍馬寺 奥の院


大杉権現社跡
樹齢1000年という護法魔王尊影向の杉が祀られていた場所
平成30年の台風で倒壊してしまったのだそうです



休憩所 洗心亭

抹茶アイス最中
最後までご高覧いただき
ありがとうございました

GO TO EHO!第2弾⇒天川 聖地
先週急に思い立って週末に
奈良県吉野郡天川村にある
天河大辨財天社に
行ってきました
天川村は先日GO TO EHO!で歩いていった
南南東の橿原市のさらに先に位置しています
とは言っても
今回は歩いて行くのはあまりに大変なので
車で向かいました

天河神社に初めて行ったのは
今から20年以上前です
その頃に比べて
断然道路が整備されて危険な場所も無くなり
今では3時間も車を走らせれば
着けるようになりました
お昼少し前に家を出て
午後3時頃に到着

ここへ来ると
何だか特別な空気を感じて心が落ち着きます

今回のお宿
天川村には何度も訪れてはいますが
宿泊するのはまだ4回目です
何となく毎回違う宿に泊まっているのですが
どのお宿も温かみのあるもてなしを
してくださり心身ともに癒やされます

本来は修験者の方が
修行の疲れを癒やすために
泊まられる宿です
なんだか申し訳ないですが
まあ日々の営みも
ある意味では「修行」かもしれないかな。。。?

縁起のよい欄間がうれしいです

夜は満天の星に感激!
私の大好きな”オリオン座”と”冬の大三角形”
”シリウス”が明るく輝いています
(カメラがブレてしまいました)

こちらは
龍泉寺の燈花会
本来は9月に行われる行事らしいです
なぜ今この時期にされていたのか
理由はわかりませんが
人はほとんど出ていなくて
しんとした空気の中
池に浮かんた無数の灯りが
静かにゆらめいていました
燈花会のことは
何も知らなかったのですが
宿の方が
「良かったら今夜行かれたら綺麗ですよ」と
勧めて下さったので
夕食の後に散歩に出て
思ってもいなかった素晴らしい光景に出会えて
感動しました
正にこちらは「地」の”星”のようでした
「天」「地」そして「人」である私。。。
なんだか宇宙の沢山の存在に
見守られているような気がしました

翌朝のお日様

山の中腹に
白い鳥たちが綺麗に並んでいました

天河大辨財天社

これまで何度も訪れているのに
ここにお稲荷さんが祀られていることを
今回初めて気づきました
お稲荷さんは
子供の頃から「商売の神様」としか
聞いていなかったので
何となく自分にはあまり関係無い
神様のような気がして
敬遠していました
しかし昨年
本願寺で一人のお婆さんに出会ったことを
きっかけに
お稲荷さんにまつわる不思議な言い伝えに
興味が湧いてきて
それ以降稲荷社を見つけたら
必ずお参りをさせていただくようになりました



境内に三つある天石のうちの一つ
以前スピリチュアルツアーで
ここに来た時に
この石はとてもエネルギーが高いということを
教えていただきました

石清水八幡宮 聖地
今年は2月3日が立春になるために
節分は去年や一昨年より一日早く
2月2日になるそうですね
なんでも
2月2日が節分になるのは
明治30年(1897年)以来
「124年ぶり」なんだそうです
そんなことを聞くと
何だかいつも以上に
特別な『新しい春』が訪れるような
ワクワクした気分になりますね

というわけで
今日は石清水八幡宮に出かけて
節分のお祓いをしていただきました

「カアー カアー カアー カアー!!」

今日もカラスさんの元気なお出迎え
ありがとうございます!

離れて暮らしている息子達家族の
健康と幸せを祈って
『家内安全』のご祈願をさせていただきました

(^人^)

熱田神宮 聖地
秋分の日の本日
名古屋の実家に出かけたその帰りに
熱田神宮に参りました

私と夫は共に愛知県出身で
熱田の神様の御前で契りを交わして
今年は40年の節目の年となります
今日は
これまでの神恩感謝と
これから先のご加護を祈願するために参拝いたしました

鳥居をくぐって
境内を歩いていると
突然
左手の人差し指の指先に
ピリピリッと小さな電気が走るような感じがしました
それがだんだんと強くなってきて
痛くはないのですが
どちらかというと心地よい不思議な感覚でした

子供の頃は
七五三参りや毎年の初詣には
いつも熱田さんにお参りしていましたが
結婚して以降は
一度も来ていなかったような気がします

本宮でお参りした後
祈祷殿にて御祈祷をしていただきました
(-人-)

水間観音 聖地
大阪府貝塚市にある温泉にいってきました
その近くに
「水間観音」の通称で知られる
「龍谷山 水間寺」という名刹があります

そのご本尊である「聖観世音菩薩」が
出現されたと伝えられる
「降臨の瀧」という場所に行って参りました


聖武天皇が四十二才の時
ご病気がなかなかご平癒になられなかったその時
「この奈良の都より西南の方角にあたって
観世音菩薩がご出現なされる
という夢のお告げがあり
行基菩薩がこの仏像を探すことを命ぜられました
行基菩薩が奈良の地を発たれ
西南方の地を歩かれ
到達したのがこの水間の地でありました
当時この地は
霊峰葛城の峯よりこんこんと流れる水の間に巨岩があり
原始林に囲まれた神域でした
このとき突然「十六人の童子」が出現し
誘うともなく行基菩薩を谷間に導きました
そこには
この谷間の美しい水の流れる巨岩の上に
白髪の老人がおり
手に一体の仏様を捧げ
「汝を待つこと久し」と言って
その尊像を行基菩薩に手渡し
自分は龍となって昇天したと
由来記に記されているそうです
その仏様は
一寸八分(約6cm)の聖観世音菩薩で
天皇に捧げたところ病は全快され
勅命により現地に水間寺が建立され
今日までご本尊として祀られているとのことです
《参考:水間寺の由来》
こういった霊験あらたかなお話は
神仏にまつわる場所では
あらゆる所に存在しています
とは言え
どこまで真実として信じたらよいのか
本当のところは誰にもわからないのです
でも
何となく信じたくもなります
そして
自分もそのお力にすがりたいと
誰しも思うのではないでしょうか
現代の科学的では証明できないにしても
神様や仏様
そしてご先祖様
そういった目に見えない存在が
あるからこそ
実際には不思議な出来事が
小さなことから大きな事まで
色々起こっているのだと
私は考えています
そして
こういった不思議な言い伝えや神話などを
もう少し現実的にまた統一論的に受け入れたいと
長い間ずっと思い続けてきました
そのようなことを
漠然と願ってきた私ですが
最近ではこのようなことを
動画やブログで発信している人々の情報を得て
自分の中で一つの信念が強くなっています
それは
私達の物質的次元では視覚的に
とらえることはできない
《魂》レベルとしての存在が
宇宙には数限りなく存在していて
太古の昔から地球を見守り
また現在地球人として生きている私達を
サポートしてくれているというという考えです
もちろん
こういった類いの話は
立証することはできないでしょうし
自分以外の誰かに押しつけるものでもありません
でもだからこそ
一人一人どう考えたとしても
本来は自由なのだと思います
こんなことを
あらためて考えさせてくれて
ブログに書いてみる気持ちにさせてくれた
今回の観音様との出会いに
感謝しています

二之宮神社 聖地
今朝
目覚める直前に
変わった夢を見ました
私はどこかの神社の鳥居の辺りにいました
突然何とグーグルマップが目の前に現われて
青い丸が点滅している場所を何となく眺めていました・・・
そこで目が覚めて
まだぼんやりした頭で考えていたら
その場所は京阪樟葉駅の斜め左下の位置で
二之宮神社のある所だ!と気づきました
私の住んでいる枚方市は
昔は河内國と呼ばれ
その一之宮(片埜神社)と三之宮神社には度々お参りにいくのですが
家から一番近い場所にある二之宮神社には
なぜかあまり足が向かず
これまで数えるほどしかお参りに行っていませんでした
そのことが無意識に気になって
こんな夢をみたのでしょうか。。。
というわけで
今日は二之宮神社にお参りに行きました
家から車で10分もあれば行けます
前に行った時は
確か駐車場が無かったな・・と思って出かけたら
すぐ裏の公園の近くに小さなパーキングができていました



境内に入ると
ここでもまた突然ウグイスのさえずりが聞こえました
それは嬉しかったのですが
近くの工事現場から耳障りな音が連続的に聞こえて・・・
神聖なものと今の荒々しい世情とが
ぶつかりあっているように感じられ
なんだか複雑な気持ちになりました
↓音量お気を付けてお聞きくださいm(_ _)m

二宮稲荷明神

皇大神宮

比叡山 聖地

40回目の結婚記念日を二人で祝うために
昨日より琵琶湖畔に行っておりました
そしてタイミングの良いことに
しばらく拝観を停止していた比叡山延暦寺が
日曜日から拝観できるようになったと知って
帰りにお参りに行ってきました
まずは横川地域から


横川中堂

奥比叡ドライブウェイから眺めた琵琶湖
西塔地域 釈迦堂

「人間に生まれたことを喜ぶ人は此の世から極楽である」
(恵心僧都)
最後に東塔地域へ向かいました

「一隅を照らそう」
私の好きな言葉の一つです

総本堂 根本中堂は十年をかけた
大改修をしていました

「国宝とは何物ぞ
宝とは道心なり
道心ある人を名づけて国宝と為す」

樟葉宮 聖地
枚方市にある
交野天神社の後方北東境内地に
「樟葉宮跡」と伝えられる場所があります
古墳時代の天皇である
第26代継体天皇がこの地で即位し
5年ほど宮を営んだと言われます
今日は5月23日
空にはもう夏の雲が浮かび
紫外線が気になって早くも日傘が必要な日でしたが
樟葉宮では
今日もまたウグイスが透き通るような声で
鳴いていました
ウグイスの声は
自宅でもまだ時折聞こえてきます
そして
今年は行く先々で
偶然とは思えない確率で(ほぼ100パーセント)
ウグイスのさえずりを耳にするのです
これほどまで頻繁になると
もしかしたら宇宙の高次の存在が
ウグイスの姿を借りて
見守ってくれているのでは?と
そんな想像を巡らしたくもなってしまいます




お東さんからお稲荷さんへ 聖地

義父が穏やかに旅立ってから
早いもので
2ヶ月が過ぎました
今日は本山である
京都の東本願寺に夫とお参りに行きました
阿弥陀堂と御影堂にお参りをした後
御影堂門の側を通りかかった時のことです

一人のお婆さんが
丸太の腰掛けに座って休んでいました
目が合うと
突然私に話しかけてきました
初めは何を仰っているのかよくわからなかったのですが
よくよく聞いてみると・・・
さっきコンビニで買った小さなお寿司を
ここに座って食べていたら
「ここで物を食べないで下さい」と
誰かに言われたそうで
その言い方に対して大層ご立腹のようでした
もう少し優しく
「ゴミは持ち帰ってくださいね・・・」
とか言えないのか!
この寺はやり方が下手だ・・云々
私に話しかけているようなので
私は「うん うん・・・」とうなずいて
話を聞いていたのですが
あまりその話を繰り返されるので
「きっと仏様は全部見てらっしゃいますから
大丈夫ですよ」と
思わす彼女に言いました
すると彼女が突然真顔になって
ある話を始めました
それは
今から40年程前のこと
お金に大変困っていて
どの銀行からも融資を断られて失意の中にいた時
夢に伏見稲荷の神様?が現われたので
不思議に思い
わらをもつかむ思いで
伏見稲荷に信仰の篤いと聞いていた
あるお金持ちの方のもとを訪ねたそうです
すると
その家の奥さんがある銀行を紹介して下さり
融資を受けることができて救われたという話でした
その後
どうして自分のような「チンピラ」(とおっしゃいました)で
たいした賽銭も払っていない者が
救ってもらえたのか不思議で
伏見稲荷の宮司さんに聞いたことがあるそうです
そしたら
「あなたが無欲の人だからですよ」と言われたそうです
そして私に
「伏見稲荷に行ったことがある?」とたずねたので
「随分前に一度行ったきりです」と答えると
「行くといいよ」
と優しく仰いました
「いいお話をありがとうございました」と言って
彼女のもとを去る時には
つい先ほどまでの憤怒の形相が
いつの間にか
柔和な笑顔に変わっていました
伏見稲荷さんは
いつも大勢の観光客であふれかえっていて
何となく行く気がしなかったのですが
お婆さん(85歳と仰っていました)の話が気になったので
伏見稲荷に電話をしてみましたら
参拝客は今日も受け入れており
駐車場も使えるとのこと
帰り道に立ち寄ることにしました


なぜ今日ここ稲荷山に導かれたのか
その訳はわかりません
でも
本殿でお参りし
千本鳥居をくぐっていくと
またここでもウグイスの声が・・・
ウグイスのさえずりを聞きながら
ここに導かれたことに感謝し
『家内安全』と『世界平和』を
祈りました
(ー人ー)
今日は
奥社遙拝所まで進み
その先は行かずに帰ってきましたが
また近いうちに
稲荷山を上まで登ってみたくなりました
