2008/9/10

新しいステージへ Beatles物語D  Rubber Soul

数日前からいっきに季節が進みました。
風は冷たく、空気は澄んで、夜空にはキレイなお月さま

秋ですね〜

今年の9月15日は満月とか
ちなみに、私の26回目の(←またかいっ)バースデイです。
あ、いえいえプレゼントなんてそんな、気を使わないで。
え? そう? だったら住所教えるから……ゴンッ(←殴られた)

ところで、昨夜のことなんですが
とある人から、とある“とんでもない映像”が届きました。

なんと、とある居酒屋で即興演奏したビートルズナンバーが
Youtubeにアップされてるじゃないですか

ギター・ベース・ドラムは、とある“おじさんバンド”
そして、ピアノはGORICOさん。

ひええ〜〜〜〜 恥ずかし……

かなり酔っぱらってからの演奏なので
いったい何を弾いてるんだか自分でもわからん……
あ〜よかった、とりあえずボーカル取らなくて。

しっかし、恐るべしYoutube。
誰が投稿したか定かではありませんが
私の肖像権をどうしてくれる!!!

それにしても、自分の知らないところで
自分の映像が全国に流れてるというのは
なんだかお尻がこそばゆ〜い感じで、ちと不気味

皆さんも気をつけましょう。

いつどこで撮られてもいいように
まともな服着て、しっかりメイクして……(ん? なんか違う気が



それでは、「4人がビートルズだった頃」の第5話です。


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


「助けてほしい」という4人の心境を映した『Help!』が発売されたのは
1965年8月。
それからわずか4カ月後、ビートルズは
『A Hard Day's Night』以来の全曲オリジナルナンバーのアルバム
『Rubber Soul』を完成させる。

これが、彼らの新しいステージの始まりだった。

「ドライブ・マイ・カー」といった乗り乗りロックや
「消えた恋」みたいにポップなナンバーもあるけれど
全体にこのアルバムから感じ取れるものは
彼らの曲作りが、より内省的になったという事実である。

インドの民俗楽器シタールを取り入れた「ノルウェイの森」
故郷へのノスタルジーあふれる「イン・マイ・ライフ」
耽美の極致ともいえる「ミッシェル」
気だるい雰囲気が印象的な「ガール」……

これはひとえに
ドラッグが彼らを内なる世界へ向かわせた結果だと思っていたが
どうやらそれだけじゃないらしい。

和久井光司著『ビートルズ』(講談社・2000年)によると――

このころからポールは、恋人ジェーンの兄とその知人が開いた
「インディカ」という書店に頻繁に出入りし始める。
本好きのジョンもポールに誘われてここへ通い、
家庭生活で得られない充足感を、書物の中に求めるようになっていった。
そんな彼らの“知への興味”が
『Rubber Soul』以降の音作りにも影響したという。

そしてインディカはやがてギャラリーに改装され
およそ1年後、ジョンとヨーコの出合いの場となるのだった。


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。

それでは今日のリリックを。
ファブ・フォーの新しいステージを象徴するアルバムから
ポールのナンバーです。


「ぼくは涙に暮れている
君を失ってからずっと
まるで何年もたってしまったようだよ
君がいなくなってからずっと
どうしようもない気分さ
君が振り向いてくれないなら
君はもう 
振り向いてさえくれない」


Though the days are few
They're filled with tears
And since I lost you
It feels like years
Yes, it seems so long
Girl, since you've been gone
And I just can't go on
If you won't see me
you won't see me

("You Won't See Me"より)

微妙にゆがんだ写真が素敵なジャケットでしょ?

クリックすると元のサイズで表示します


さーて、私も晴れてYoutubeデビューしたことだし
このへんで新しいステージ探して演奏活動するとするか
どっかのバンドで使ってやってくださいな
ただし、ヘイブル息子がもれなく付いてきますが……


213曲まで、あと8曲!

2008/6/29

自由になりたい  Rubber Soul


今日は6月29日ですね。
42年前の今日未明、ビートルズは羽田空港に降り立ちました。
そして、翌日から7月2日の夜まで
The Beatlesとして最初で最後の日本公演がおこなわれます

このときの日本側の警備のスゴさは有名な話
何でも、9000万円という巨費を投じて
6月29日から7月3日までの5日間で
動員された警備関係者がのべ8350人
そして補導された少年少女が6520人
しかしそのほとんどは、ただ学校帰りにビートルズを見に来ただけの
無邪気なファンだったそうです

厳重警備の一環であるカンヅメ状態にいやけがさして
ジョンとポールがこっそりホテルを抜け出したのも有名な話
そんなファブ・フォーと同じように
当時、日本の少年少女たちも
求めていたのは、ただ自由だったんじゃないだろうか。

心も身体もしなやかな青春時代。
規則や制度など自分たちを縛るものから自由になりたい。
その思いを体現してくれたのが
彼らにとってはビートルズだったんじゃないだろうか。

だからビートルズの音楽を聴くと
身も心も解放されてしまう。
青春時代をとっくに過ぎた不良中年主婦だって
ビートルズに酔えばたちまち少女のころに戻ってしまう。

そして心は、自由になりたいと叫ぶ……

。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


それでは今日のリリックを。
出だしのコーラスが(これも某SNSで話題になってますが)
とっても印象的なナンバーです。

「あいつは真の自由人
どこにも属していない
名もない草花を育ててる
誰が見るとも知れないのに
意見なんて
そんなたいそうなものは持たず
人生の目的だってわかりもせず
でもほら あいつはどこか似てないか 
君に そして僕に
自由人よ 聞いてくれ
気づいてないだろうけど
おまえの意のままなのさ 世の中は」


He's a real nowhere man
Sitting in his nowhere land
Making all his nowhere plans for nobody
Doesn't have a point of view
Knows not where he's going to
Isn't he a bit like you and me?
Nowhere man, please listen
You don't know what you're missing
Nowhere man
The world is at your command

("Nowhere Man"より)


邦題は「ひとりぼっちのあいつ」ですが
ここに登場するNowhere manは決して孤独じゃない。
何にもとらわれない本物の愛、本物の自由を知っている。
そんな気持ちを込めて訳してみました

いかにもジョンらしいナンバーでしょ?



213曲まで、あと23曲……

2008/4/12

転がるGORICOに……  Rubber Soul

え〜 今回の内容は私事で失礼します。
実は私、一週間前に視力回復手術を受けたの

レーザーで近眼が治るという話は知ってたけど
安全面や効果や費用の点で不安がいっぱいだったので
今まで具体的に考えたことはありませんでした。

ところがひょんなことから
この手術を受けて視力が戻った人のナマの体験談を聞き
すべての不安がきれいさっぱり解消したのです

こうなったら、もう迷ってる時間はない。
というわけで、
やると決めてから実際のオペまで
わずか10日あまりでした。

その結果……

世界が変わった。

両眼とも0.061.5に!!!!!!!!!

見えるんですよ〜〜〜くっきり!
電線に光る雨のしずくも
木々の葉っぱの一枚一枚も
はるか向こうから歩いてくる人の表情も

だけど、いいことばかりじゃありません。
目がよくなって困ったことが2つ

まず、近くが見えなくなりました。
要するに「老眼」です。トホホ……

原因は加齢による眼球調整能力の衰えなので
この年になって視力回復手術を受けると
ほとんどの人がこうなるらしい。
その説明を聞いて「じゃあやめる」と言う人も多いとか。

もちろん私も事前に警告されていましたが
それでもこれまでと違う世界を見たいと思った。
そう、私はいつでも新しい世界を求めるオンナなの。

転がるGORICOに苔は生えない


で、もう一つ「困ったこと」に……

家の中が汚い。

今まで見えなかった隅々のヨゴレがよ〜く見えるんです。
ひえ〜〜〜 うちってこんなに汚れてたんだ……

仕方ない、これからは見て見ぬふりをしなければ。
(掃除するんじゃないんかいっ!


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。

それでは今日のリリックを。

今までlook throughしてたことも
世界が変わればすべて見えるようになる。

ということでこれを選びましたが、真相は
ポールが当時の婚約者とケンカした腹いせに作った曲らしいです。


「君の姿が目に入らない
どこへ行っちゃったんだい?
君のこと よくわかってると思ってたけど
何をわかっていたんだろう
変わったようには見えないけれど
でも 君は変わってしまった
本当の姿が見えない
君はもう 
ぼくの知ってる君じゃない」


I'm looking through you
Where did you go?
I thought I knew you
What did I know?
You don't look different
But you have changed
I'm looking through you
You're not the same

("I'm looking through you"より)


というわけで、傷の治りをよくするために一週間禁酒してましたが
明日の検診が終わったら、晴れてカンパイできます
ブラボー!

オペについて興味を抱いた人、いる? 
裏メール待ってるよん



213曲まで、あと43曲!

2008/2/3

栴檀は双葉よりかんばし  Rubber Soul

今日はおうちネタにて失礼します。

昨日、ヘイ・ブルドッグ息子(中1)がドラマーデビューしました。
私の同級生がやってる「おやじバンド」の練習に参加して
初めてドラムを叩かせてもらったのです。

何せいつもは家でソファーやクッションを叩くだけで
本物のドラムもエレキギターもスタジオも初体験の息子。
前日は興奮のあまり眠れなかったようだ。(遠足の前みたい)

で、どうなることかと思いましたが
おじさんたちの寛大なるお導きと
普段からの耳コピ&イメージトレーニングのおかげで
「Don't let me down」も「ヘイ・ジュード」も
「I feel fine」も「I saw her standing there」も
見事にこなしてしまいましたよ。

わが息子ながら
好きなことに対する情熱はたいしたもんだ。

願わくばその100分の1でもいいから
勉強の方へと振り向けてほしい……

と思うのは親のアサハカサなんでしょうなあ。

以前、芸術の分野で活躍してる同級生の話をしましたが
考えてみると彼らはみんな、
小学校中学校のころからその方面への才能を発揮してた。

要するに絵や写真やピアノが「好きなこと」だったんですね。

好きなことを仕事にできるって、やっぱりすばらしい。
好きなことゆえの大変さや辛さももちろんあるだろうけど
仕事に取り組む基礎体力が違ってくるんじゃないかと思う。

好きこそものの上手なれ。

親が何を言ってもきかないほど「好きなこと」が
自分の子どもにあるようなら、
それは黙って見守ってやるべきなのかもね。

あ、でもゲームは別ですよ。
なぜならゲームに夢中になっている状態は
好きなことだからじゃなくて、中毒だから。

元SE(え?)の言うことだから間違いなしです!



。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。

それでは今日のリリックを。
小さいころからヒマさえあれば空き箱を叩いていたというリンゴ。
やっぱり「好きなこと」を仕事にしたのね。
そんなリンゴのボーカルでお送りします。

「ぼくは君ひとすじだったのに
君はやっぱりそういう女だったんだね
ぼくのことなんて
ただの知り合いくらいにしか考えてない
メチャクチャに傷つけて
死ねばいいとでも思ってるの?
教えてくれよ 何考えてるのさ」


I used to think of no one else
But you were just the same
You didn't even think of me
As someone with a name
Did you mean to break my heart and watch me die?
Tell me why
What goes on in your heart?

("What goes on"より)


「消えた恋」という芸のない邦題がついてるナンバー。
しかし考えてみると『Rubber Soul』って邦題が多いアルバムだわ。
何か発売側の意図があったのだろうか。

ま、それはともかく。

リンゴほどの天才ドラマーならば
今日のブログタイトルも当てはまるのだが
ヘイブル息子はまだまだリンゴにはなれません。

でも、どこかのバンドの代理ドラマーくらいなら勤まると思うので
皆さんぜひ使ってやってください。
小回りきくから、バンドボーイとしても使えますよ。

2008/1/15

タイトル考 その1  Rubber Soul

このブログも今日で150本目の投稿になりました。

毎回内容をあれこれ考えるのはトーゼンですが
それ以上に頭をひねってるのがタイトルなんであります。


出版界では「タイトルによって売り上げは半分以上決まる」
と言われるほど大事なもの。
本屋さんで真っ先に人目を引くのがタイトルですからね。

先日の「斉藤さん」だってタイトルの勝利だったし。


では、ビートルズの場合どうだったのか
ブログの記事カテゴリにある
13枚のアルバムタイトルで見てみましょう。

初期のころは
『ビートルズとともに』『ビートルズ売り出し中』
と、いかにもアイドルっぽいタイトルが目につく。
ここには特に工夫のあとは見られない。

ホワイトアルバムは『ザ・ビートルズ』なんていう
味も素っ気もないタイトルだし、
あとは収録曲のどれかを
そのままアルバムタイトルにしたものが多い。

というわけで
ファブ・フォーはどうもアルバムタイトルに
あまりこだわりがなかったように思える……。

……のですが、

そんな中ひときわ光るのが
『Rubber Soul』と『Revolver』なのです。

今日は『Rubber Soul』のお話をしましょう。


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。

ラバーソウル(rubber sole)というのはゴム底の靴のこと。
同じ音の「soul」はご存じ「魂」の意味ですが
このアルバムが出た当時の流行音楽「ソウル」でもある。

ポールの話によると、
あるブルース奏者がミック・ジャガーの音楽を
「悪くないが、プラスティック・ソウルだな」と言ったのを
小耳に挟んだらしい。

プラスティックには「合成の」「インチキの」という意味がある。

そこでビートルズの面々は
「だったら俺たちもインチキ・ソウルで行こうぜ!」
ということになり、
プラスティックよりやわな「rubber(ゴム)」のソウルを
タイトルにしたんだそうだ。

彼ら自身があえて「インチキ」と呼んだ4人の魂は
発売から42年の時を経てもその輝きを失わず、
まぎれもない「ホンモノ」の貫禄を見せてくれています。


。゜☆。:。+゜゜+☆。:゜。


それでは今日のリリックを。
『Rubber Soul』からジョージのナンバー。
刺激的な日本語タイトルがついてます


「ちょっと言わせてもらいたい
お前がやってることに関してね
嘘ばっかりついてるじゃないか
いくら甘い話したって
現実に目をつぶることはできないだろ
好きなようにしろよ
行きたいところへ行けよ
自分のことだけ考えればいいさ
ぼくはもう お前と縁を切る」


I've got a word or two
To say about the things that you do
You're telling all those lies
About the good things that we can have
If we close our eyes
Do what you want to do
And go where you're going to
Think for yourself
Cos I won't be there with you


("Think for yourself"より)


シャイなジョージがジョン並の凄みを利かせて歌う……
ひえぇ〜 
この曲を聴くたびに思うのですが
いったい何をしたらこんなヒドイこと言われるんだろう。

ちなみに日本語タイトルは「嘘つき女」です。
ひえぇ〜 



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ